模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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フロント・フォークのオイル交換 (GS1000SZ カタナ)

 こんばんは。

 

 今週になって、漸くちょっと涼しくなってきたのですが、先の週末はムチャクチャ暑かったです。

 友人が、少し内陸に入ったところに旅行に行ったのですが、旅行先で外気温が最高49℃まで上がったらしいです。

 何故かそんなときに限って、家に不具合が出て、その修繕作業をしていました。

 私の住んでいる所は、そこまで暑くなることは無いのですが、それでも外での作業はとてもしんどかったです。

 

 さて、カタナですが、少しだけ作業が進みました。

 フォークのオイル交換です。

 

 塗装が終わった後、首にダメージを受けて作業をする気にならず、そのまま放置していたフォーク。

 さぞかし塗料も硬化したことでしょう。

 

 交換といっても、塗装時にフォークに付いているアンチ・ノーズ・ダイブのデバイスを外したので、その時に下からオイルを抜いていました。

 ですから、今回は交換 というよりも新しく入れるところからです。

 

 最初にフォークのてっぺんにあるスクリュー(キャップ?)を外して、スプリングをズルズルと引き出してきます。

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 ん? と思った事があるのですが、そのまま進めましょう。

 

 サービスマニュアルによると、フォークオイルは417ml入れる様です。

 そんな大きな計量器は持っていなかったので、良い機会なので250mlのシリンダーを購入しました。

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 オイルを入れる時は、スプリングを抜いてインナーチューブを目一杯押し込んだ状態で入れる となっていました。

 417mlちゃんと計ってオイルを入れてしまうと、レベルをオーバーした時に減らすのが面倒なので、400mlを入れた後で、インナーチューブをストロークさせてエア抜きをしました。(←マニュアルには特に書いていなかったのですが、何かで読んだ事があったような気がしないでもない。)

 

 フォークの上から中を覗いていると、インナーチューブを上下させると泡がポコポコ上がってくるのが見えます。

 なんの筋トレ?と思いながら何度もストロークさせて、暫く置いて、またストロークさせて と泡が上がってこなくなるのを待ちました。

 その後、直立させてフォークの上端から油面までが159mmになるように調整します。

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 専用工具は持っていないので、金尺を使ったのですが、私のは内側には目盛りが入っていないので、もう一本定規を使い計りました。

 

 さて、スプリングを引き出そうと思った時に ん? と思った事は、マニュアルにはスプリングのピッチが細かいほうを上に と指示があるのですが、手持ちのフォークにはピッチの細かいほうが下になって入っていました。

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 指示に沿って、細かいほうを上にして挿入したら、後はキャップを締めるだけ、、、なのですが。

 このキャップを締めるのが、予想以上に大変でした。

 フォークを一番伸ばした状態でもスプリングが結構飛び出しているので、それを押し込みながらキャップを締めます。

 スレッドのピッチがかなり細かいので、ほんの少しかかったくらいで力を緩めるとスレッドを持っていかれそうです。

 上から押さえつけた状態である程度噛ませたいところです。

 が、スプリングのテンションがかなり強く、なかなか上手く締めこむ事が出来ませんでした。

 私はかなり非力な方だと思うのですが、こういうときはもうちょっと腕力が欲しいなぁ と思います。

 体重も総動員して何度も失敗して、漸く締める事が出来ました。

 昔400ccクラスのバイクで同じことをやった時には、そんなに苦労しなかったのですが、やっぱり大型のは大変ですね。

 なんかコツってあるのでしょうか?

 

 ところが、一本終わって二本目も同じ様にオイルを入れてキャップを締める時、あれだけ大変だったのに今度は一発ですんなり。

 経験が足りなかっただけかも知れません。

 

 

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 次は、今カタナに付いているオリジナルのフロント周りを外して、これに入れ換えです。

 果たしてすんなりと事は運ぶのか。。。