模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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本当にちゃんとオイルは抜けてるの? 上抜きチェンジャーでオイル交換。 (Datsun 240Z)

 こんばんは。

 

 以前から気になっていた、エンジンの上からオイルを抜き取るポンプ。

 結構長い間引っかかっていたので、購入してみることにしました。

 

 ででん!

 こんなのです。

 

 我が家にはオイル交換が非常にめんどくさい車がありまして、これがちゃんと使えれば本当に助かる。

 ただ正直な所、果たして上からちゃんとオイルが抜けるかどうか、確認してみないと信用なりません。

 なので、丁度オイル交換時期だった240Zで まずは試してみることにしました。

 240Zは普通にジャッキアップしてオイルを抜くのも簡単なので、ポンプで抜いた後から念のために確認してみます。

 

 上の写真にある、白い筒のようなものが、自転車の空気入れをでっかくしたような感じで、空気を吐き出すのではなく、吸い込む様になっています。

 ポンプからチューブが一本出ているのですが、それをオイルの量をチェックするディップスティックが刺さっている穴に合う直径の物に交換して差し込みます。

 チューブをスルスルとエンジン内部に送り込み、オイルパンに当たった感触があったらそこでストップ。

 後は自転車の空気入れと同じ要領でシュポシュポすると、ゆっくりとオイルが吸い出されて来て、白いタンクに溜まっていきます。

 (うむ、良い映り込みだわ)

 あ、注意点が一つ。

 240Zはディップスティックの穴に合わせると、細めのチューブしか入りませんでした。

 そこをオイルが通って出てくるので、抜き取る前にしっかりとエンジンを暖めてオイルを柔らかくしておかないと、抜き取るのにかなり時間がかかると思います。

 (柔らかくしておいてもソコソコ時間がかかりました)

 ポンプについているハンドルを上下にシュポシュポすると、タンク内が減圧になり、ゆっくりとオイルが上がってくる感じです。

 ですから、ずっとそこについてないといけない訳ではなく、何回か(10回くらい?)シュポシュポシュポシュポとやったら、後は放っておけばオイルを勝手に吸い出してくれます。

 減圧が弱くなったら、またシュポシュポと何回かやって、暫く放置 の繰り返しです。

 抜き取り始めて暫くするとシュゴゴゴゴと空気を吸い出す音が聞こえたので、そしたらチューブを回転させたり、押したり引いたりして、オイルパンに残っているオイルを探り、更に吸い出します。

 

 その間にフィルターも交換してしまいました。

 

 抜けました。

 

 さて、本当にちゃんとオイルが抜けきっているのか、ジャッキアップしてドレンボルトを外してみます。

 ボルトを抜いて暫く見ていると、ポタッ とオイルが落ちてくるくらい。

 十分抜けてますね。

 ポンプくん、疑ってごめんよ、、、

 

 後は全部締めるとことを締めて、通常通りオイルを入れれば終了です。

 

 240Zならジャッキアップしてしまった方が時間的にはだいぶ速いのですが、この車は写真にもしっかり写っているように、フィルターも上から簡単にアクセス出来るので、このポンプを使えば全部上から出来てしまいます。

 ずっと横に付いていないといけない訳ではないので、なにか作業をしてる時に時々様子を見てやればオイルは抜けるので、使えるかも。

 ドレンボルトを緩めなければ、パッキンを交換したり、ボルトやオイルパンを痛めるリスクもないですし、なんなら締め付け不良によるオイル漏れの心配もない という利点もあるかもです。

 

 最初は疑っていましたけど、ちゃんと仕事をしてくれる事がわかりました。

 買ってよかった。(笑