模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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カタナのマフラー装着の準備 (GSX1000S)

 こんばんは。

 

 少し前に綺麗にしておいたヨシムラのS7を再装着する下準備をしました。

 

私のカタナにはオイル・クーラーが付いていたのですが、それを外した裏側には結構サビが発生していました。

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マフラーを付けると作業し難い場所なので、その前に・・・と ちょっとだけ綺麗にすることにしました。

 

サビの処理には大きく分けると3つの対処法があると思います。(こちらで一般的に行われている方法で)

 

まず、機械的にサビを除去する方法。

グラインダーやサンダー、ワイヤーブラシ等でサビを削り取ったり、サンドブラストで落としてしまう方法ですね。

多分、これが一番良いと思うのですが、全部おろしてフレーム単体にする技術も知識も気力(←これが一番の理由??)も無いので、遠い将来の為にこの工程は取っておきます。

 

次にケミカルを使う方法。

錆びたパーツを酸浴させたり、薬品を塗ることによって別の性質の物質に変えたりして(実際にどういう反応が行われているかは知らないのですが)、錆を化学的に除去したり、それ以上進行するのを防ぐ方法。

 

最後に、ペイント系の素材で覆ってしまい、水分、酸素を遮断して錆の進行を止める というもの。(PORとかはこれにあたるのだと思います)

 

今回私が試してみたのはケミカルを使う方法で、こちらでは古い車やバイクのレストア用の素材や工具を専門に扱っているオンライン・ショップの Eastwoodから発売されている RustConverter という物を使いました。

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錆を塗装可能な表面状態に変化させて、上から塗装してしまう というタイプのケミカルです。

昔から日本にもスプレータイプの物とかがあったと思うので、そんなに珍しくも無いのですが、逆に似たような物を使ったことがある という事で何となく安心感があり、これにしました。

説明書きに従って作業を始めます。

先ずは、大雑把に盛り上がったような錆を削り落とします。

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リューターにワイヤーブラシをセットしてザザッと落としていきました。

 

それが出来たら、後は刷毛でRustConverterを塗るだけです。

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そのまま20分放置せよ と書いてあるので、20分そのままにして見てみると・・・

錆が黒くなって来ています。

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(わかり難いですが、茶色だった錆が黒くなってきています。)

 

20分たったら、2回目のコートをして、次は48時間放置させて、反応が終わったら直ぐに塗装しろ ということなので、この日はこのまま放置に入り、ここで作業終了です。

 

次は変化した表面を塗装でコートします。