模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

*当ブログではアフィリエイト広告、Google AdSenseを利用しています

ふりだしに戻る の補足

 こんばんは。

 

 先日、塗料の剥離材について書きましたが、後になってちょっとまずかったかな と思う所が出てきました。

 その記事は追記して更新したのですが、既に読まれた方は何度も同じ記事を読む事は無いでしょうから、別エントリーでも更新しておきます。

 

 先日使用した剥離剤は、刺激臭も無く、使用した刷毛等も水洗い出来るもので、非常に使いやすかったので、その点ばかりを書いていたのですが、塗装面に塗って数分後には塗料が溶け始めるくらい強いケミカルです。

 安全とか優しいという言葉を使ったので、それをそのまま受け取って使うと問題があるかもしれません。

 勿論、私は作業中は使い捨てグローブをしていましたが、剥離材が付いた部分は直ぐにボロボロになり、何枚も交換して作業をしました。

 容器の説明書きにも、グローブとゴーグルは必ず着用するように とあります。

 

 考え様によっては、凄い刺激臭がすれば、使用者も これはかなり強い危険なケミカルだ と直感的に思うので、自然と用心すると思うのですが、爽やかな柑橘系の香りがすると、何となく危機感を感じず、プロテクトに隙が出来て、逆に危ないかもしれません。

 整備等を良くする人が使う、油汚れ落としの手洗い用洗剤も同じ様な匂いがする物があるので、余計に油断しそうです。

 この手のケミカルは強い作用があるので、同じ系統の物でも必ず使う前に注意書きを良く読んで使うようにしましょう。

 

 余談ですが。

 この剥離材、レジンキャストキットのペイントの剥離にも使えるかな? と思って試してみたところ、キット自体も侵食されてしまいました。

 レジンは溶ける訳ではないのですが、分解されてしまったようで、擦ったらボロボロと剥がれてきました。

 ということで、レジンキットの剥離には使えなさそうです。