模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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Bandai MG MS-07B Gouf 4 (塗装開始)

こんばんは。

 

かなり工程をすっ飛ばしていますが、MGグフは塗装のステージに入ります。

塗装に入る前に、パテを盛って形を作ったり、ヒケがあってペーパーで面出ししたりしているところはサーフェーサーを塗って表面の状態をチェックして、もう一度ペーパーがけをします。

 

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全てのパーツにサフを吹くわけではなく、表面の状態によってそのまま下地塗装に入る部品もあります。

 

今のガンプラは、パーツ分割が物凄いお陰で、マスキングを余りしなくても塗り分けが出来るようになっているのですが、その代わりにパーツ数が激増しているので各パーツを保持する持ち手を大量に作っておかないといけません。

私はネットで電気工作用のクリップをまとめて買って(確か50個入りだったかな?)、それに100均(正確には$1.50均)で買った竹串を刺して持ち手とし、発泡スチロールのブロック(電化製品の緩衝材)に刺して使っています。

 

表面の状態も問題なければ塗装に入ります。

今回はエアブラシを使いました。

 

最初にほぼ全てのパーツの裏側からかなり濃いグレー(黒でもよいと思います)を吹きました。

プラの透けを押さえて重たく見えるようにする為と、裏側がチラッと見えた時に塗料が乗っていない部分が出来ないようにする為です。

 

それが出来たらいよいよ表面の塗装に入ります。

基本色は青色ですが、何色か混ぜて作っています。(本当に適当にビンの中で混ぜ合わせて作ったのでレシピとかは無いです)

その基本色を塗る前に、かなり暗い青 というか、殆ど黒に近いグレーっぽい青を下地として塗装しました。

そこから基本色に近づいていくように色を重ねて行きました。(暗色立ち上げ になるのかな?)

 

普通なら明るい方の基本色を塗ってから影の部分を入れていく方が発色も良くなりそうですが、明るい色に暗い色を入れていく方が失敗しやすいような気がします。

暗い色に明るい色を重ねても、すぐには発色しないので、ジワジワと色が乗ってきますが、明るい色に暗い色を重ねると、ちょっと吹いたら直ぐにその色は目立ってしまうので、あっ と思ったら失敗 ということになりそうで,エアブラシの腕前に自身が無いとリスクが高くなります。

今回は一番暗い色から徐々に段階をつけて明るい色を乗せていって、最終的な基本色にたどり着き、さらに基本色に色を追加して明るい部分も作っています。

 

表面処理がとても大変だった動力パイプとヒートロッドは塗装をするのも大変です。

一つ一つ持ち手を付けて塗装するのはかなり面倒だと思ったので、それ用に塗装用の道具を作りました。

作った と言うか、どちらかというと 組み立てた と言う感じなのですが、以前 カタナ関連の記事でも紹介したことたある 魅惑のHFTで小型のリューターを2つ買ってきて、プラ棒の両脇をくわえられる様に対面に固定。

そのプラ棒に動力パイプやヒートロッドのパーツを通して固定し、リューターを低回転させて一気にエアブラシで塗装しました。

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リューターはセールで一個$5位だったのですが、サイズ違いのコレットが4つも入っていて、先端工具も数十個セットになってました。

コレットを交換すれば色んなサイズのプラ棒をセットできるので、塗装したいパーツの内径によって交換できます。

もちろん、この工程以外では普通にリューターとして使えます。(パワーは無いので派手に金属を削るとかは無理かも ですが)

 

難関も突破して、一通りベースとなる塗装が終わって、デカールを貼った状態です。

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途中の写真があまり無く、ささっと終わってしまいましたが、今回の基本塗装は自分なりに色々と考えて、やった事の無い塗装方を試してみたので、後日改めてどういう風に塗ったのか と言うことをまとめようと思っています。

 

次は、ここからウェザリング(汚し塗装)を重ねていきます。