模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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ジャブローに散る 44 (地下水脈)

 こんばんは。

 

 ジャブローに散る、再びジオラマベースに戻って右手前に地下水脈を作ってみました。

 

 水の表現には2液混合のエポキシ・レジンを使ってみました。

 主剤と硬化剤を同じ量混ぜれば硬化するレジンで、アクセサリーを作ったりするのに使われる物です。

 クラフト用品屋さんで購入しました。

 

 初めて使う材料だったので、練習用ベースで試した後も、何度か空き缶などに流してみたのですが、条件によっては気泡が発生してしまうようです。

 そのままでは透明なので、アクリル塗料の青を少量足して混ぜていたのですが、それが原因なのかもしれません。

 色々試した結果、厚くなり過ぎると発砲するようだ ということが分かったので、何回かに分けて必要な厚みに持っていくことにしました。

 

 先ずは、プラバンで枠を作ってベースにテープで固定しました。

 それからクランプでしっかり固定します。

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 念のため、プラバンの内側には分離剤としてワセリンを塗っておきました。

 一応、水平器とか置いてみてますが(白い丸いの)、地面が凸凹なので意味無かったです。

 机の水平を見て、同じ厚みのスペーサーをベースの下に入れて、それで水平が大体出ていることにしました。

 後は2液を同量混ぜて、着色して流すだけです。

 最初はベースと枠の隙間を埋める為にほんとに少量のレジンを流しました。 

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それが硬化したら(完全硬化は24時間)、次の層を流します。 

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なんどか繰り返し、必要なところまでレジンを満たしました。

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 枠を外して、、、(ここからいきなり野外モデリングにはいります)

 

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 ちょっと余分に流れてしまったところや、厚くなって、木の外枠に当たってしまうところを削って調整します。

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 レジン表面は耐水ペーパーで磨いて、コンパウンドをかけて、半光沢くらいにしておきました。

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 最後にレジン以外の外周をフラット・ブラックで塗装しました。

 

 海や川と違い、水面に表情をつけないほうが良さそうだったので、ただレジンを流しただけになってしまいましたが、新しい材料を使ってみたかったので一つの経験になってよかったです。

 これで、ジオラマベースは基本的に完成です。

 

 次は主役のモビル・スーツ達の最後のウェザリングをしようと思います。