模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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ジャブローに散る 16 (バンダイ 1/144 ジム制作 穴あけ1)

 

こんばんは。

 

ジムの腹に大穴を開けはじめました。

 

先ず最初に、もう一度ズゴックとジムを組み合わせて穴を開ける位置を確認しました。

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(ピンが来てないです、、、、、)

 

昔の私だったら、ここで迷わず どんなダメージ・エフェクトでも一瞬で作ることが出来る魔法の工具(半田ごて とも言う)を手に取るところですが、有毒ガスが出て体に悪いので 別な方法であけました。

 

位置を確認したら、大体中心あたりにドリルで穴を開けて、、、

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一気にリーマーで穴を拡大していきます。(半田ごてと大して変わらない)

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リーマーは刃が付いたフィンがテーパー状になっている工具で、先端が入ればグリグリ回しながら押していくとドンドン穴を拡大できる工具です。

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ただ、、、

写真をみて勘の良い方なら、直ぐに分かると思いますが、、、

背中に当たってしまい、そこから先に進めなくなってしまいました。。。

(背中にも同一線上に穴を開けておけば、そのままグリグリ進むことが出来ます)

 

ジムのダメージは、戦車等の装甲の様に割れた感じにしようか、はたまた車等のようにひしゃげたり千切れたような感じにしようか、結構悩みました。

こんなにでっかい物が肉弾戦をするのですから、固い材料じゃないとすぐにベコベコになってしまうでしょうから、軟鉄の様な素材では無いような気がします。

ですが、劇中でライフルに撃たれたり、サーベルで切られたりするときは、結構伸びているようにも見えます。

ということで、どっちでもいいかな と思い、アニメ劇中イメージ(私の中の)を優先して作ることにしました。

 

ある程度ひしゃげたり、曲がったりしながら千切れている感じにしようと思ったので、仮に背中にも穴を開けてグリグリしてしまうとすると、ただ大穴が開いてしまいます。

それでは思ったような表現にならなさそうなので、せっかく胴体をある程度接着したのですが、もう一度前後で切り離すことにしました。

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また逆戻りです。

計画をちゃんと立てて制作しないと、本当に効率が悪いです。

さて、これでリーマーを使って穴を拡大することが出来るので、ズゴックの腕が入るところまで大きくしていきます。

 

が。

ここでまた計画 というか、思っていた通りに行きませんでした。

ズゴックの腕が入るくらいの穴は、予想以上に大きくて、ほとんど胴体の幅一杯まで来てしまいました。

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ここまで大きく開けてしまうと、せっかく付けたフンドシ部分も維持する場所が無くなって取れてしまいました。

更に逆戻りです。

リーマーでは全然開け切らないくらい大穴なので、ある程度開けたらそこからプラの厚みを内側から削って薄くして、トーチで炙ってやわらかくしながら内側に曲げたり、プライヤーで曲げながら千切ったりしてこの大きさに持って来ました。

 

ここまで酷いことになるのなら、肩幅がどうとか、ウエストを延長とか、全然意味無かったような気がします。

 

模型制作は最初に計画をちゃんと立てないとだめですね。