こんばんは。
模型制作記事を全く投稿していなかったので、この機会に(?)過去作品の紹介をしてしまおう という記事を上げました。
それから改めて残っている写真を見てみたら、やっぱり昔作ったものを今見ると結構恥ずかしいものですね(笑
工程もそんなに細分化して写真を残していないので、ちょっと早まったかな と思ったのですが、スタートさせてしまったので写真を見ながら記憶を手繰り寄せて制作していきましょう。
前回も載せましたが、キットの全貌はこんな感じです。
箱絵はキットの完成品を撮影したものなので、最終的にどんな物ができるのかとても具体的にイメージ出来ます。
キットにはベースと、それを地面に模すためのカラーパウダー、街灯や樹も含まれているので、何も買い足すことなくビネットになり、これだけで完結するとても良いキットだと思います。
さて、残っている写真達によると、どうも当時の私は街灯から作り始めたようです。
というのも、このキットは説明書通りに素組完成させるのではなく、色々と電飾させたかったので、街灯を点灯させる事が出来るか試したかったのでしょう。
キットの街灯です。
1パーツ完結。
潔い。
これを点灯させるために、土台、ポール、電灯部分をバラバラに分割しました。
そして、土台、電灯部分の底にはピンバイスで穴を開け
キットのポールはアルミパイプに置き換えて、穴を開けたキットのパーツを取り付けます。
透明プラ棒に穴を開けて、麦球が入るようにします。
この作業、時代がわかりますね。
当時は透明プラパイプや白色LEDが無かったのですよ。
いや、もしかしたら日本では既にあったのかもしれない。
少なくとも15年以上前(2022年より)のアメリカでの話です。
うむ、これはある意味模型製作の歴史的資料価値があるのではないかという気がしてきました。(そんな大層なものでは決して無い)
麦球を通して、、、
先の透明パーツを被せて、キットの電灯の傘の部分を接着。
表面処理をしてから塗装して終了です。
本当はこの時点で電池に繋いで点灯させた写真があればよいのですが、撮ってなかったんですねぇ、当時の自分。
しかし、若いモデラーの方は麦球なんて使ったこと無いのではないかな?
意外にまだ普通に使われているのかな?
LEDのように、電圧や電流の事を深く考えずに、普通に乾電池に繋げば光る麦球。
正真正銘の電球色はLEDには無い温かみがあって、なかなか魅力的です。
まぁ、じっさい温かい というか、長時間点灯すれば熱くなるので、プラ材での密閉空間(今回の街灯のような)での連続点灯は多少のリスクもありますが、、、
LEDと比べてどちらの方が発熱するんでしょうね。
ということで、一体誰が読みたいのかよく分からなくなって来ていますが、屋台そばの制作記、次回は屋台本体の工作です。
お楽しみ、、、に?