模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

TMRキャブレターの分解、清掃、調整 ~TMR装着の下準備 GS1000SZ カタナ

 こんばんは。

 

 今日はカタナの記事の続きです。

 前回はキャブレター交換の下ごしらえが終わったところまででした。
mata1.hatenablog.com

 

  実際にキャブレターを交換する作業よりも、手間も時間もかかる下準備が無事に終わり、いよいよ換装作業に入ります。

 

 と、その前に、、、

 交換するキャブレターは中古で購入したので、程度は良さそうに見えるのですが一度開けて掃除、整備をしてから装着します。

 ジェットもどんなサイズが入っているのかわかりませんから、確認して必要なら出荷時のセッティングに戻します。

 

 底の蓋を開けてみます。

f:id:mata1:20210102174751j:plain

 メインジェット等が見えます。

 マニュアルで確認すると、番手が出荷時とは違ったので交換します。

 さて、カタナに使用されるアフターマーケットのキャブレターは、ケイヒンのFCRとミクニのTMRという2機種が主流かと思います。

 私はTMRの方を選びましたが、その理由の一つは、うちのガレージに住んでる一台、240Zに積んでいるPHHキャブレター(「ソレックス」と昔の名前で呼ばれることもあります)も、TMRと同じミクニ製なのです。

f:id:mata1:20210109193756j:plain

 240Zのエンジンです。(下半分くらいの銀色の部分がキャブレターです。)

 

 同じミクニ製のキャブレターで、メインジェット*1は共通なので、TMR用に新しくジェットを買い揃えなくてもかなりの範囲で既に在庫しているのです。*2

 整備中のTMRには大きめのジェットが取り付けられていました。

 ストックしているジェットの中に出荷時のサイズがあったので、それと交換しました。(ラッキー♪)

 

 フロートレベルも調整します。

f:id:mata1:20210102172526j:plain

 フロートのレバーがニードルバルブに触れる位置で高さを測るようです。

 バルブを押した位置ではないので、測るのに少々難儀しました。

 

 外観が結構綺麗なので大丈夫とは思いましたが、中もとてもきれい。

f:id:mata1:20210102172532j:plain

 一応、各通路はキャブクリーナーを通しておきます。

 

 こんなところにもジェットが入ってるので、忘れずにチェック。

 (PAJとMAJ)

f:id:mata1:20210102172535j:plain

 ちなみに。

 TMR36の基本セッティングは

 MJ 155

 NJ P-4

 PJ 27.5

 PAJ 120

 MAJ 0

 となっていました。

 

  ニードルも引き出してみて、全部同じ位置にクリップが入っているか確認。

f:id:mata1:20210102172724j:plain

 

 一通り清掃と調整が終わったら、元通りに組み立てて終了。 

 キャブレターの分解はなかなか楽しい作業ですが、緩めなければいけないネジが沢山あるので、ネジの頭や山を破損しないように気をつけないと、一歩間違えると やめといたら良かった、、、と泣くことになします。

  緩みにくいネジにダメージを与えずに緩めるには、回す力よりも押し付ける力の方を強くするのが基本ですが、それでも緩みにくいネジを緩めるのには良い工具を使うというのも手です。

 私が愛用しているのはPBのドライバーです。

 

 元々はホームセンターで売っている普通のドライバー(どちらかというと安物)を使っていたのですが、このドライバーを初めて使ったときは、手に持った時点で こいつ、やるな と思いました。

 出来る工具はオーラが違うのです。

 実際に今までのドライバーではネジの頭を舐めそうになる場合でも、ネジにガッチリと噛んでくれて、カキっと緩めることが出来て助けられた事が何度もあります。

 ちょっと高価な工具なので、いきなりセットで購入するのは躊躇しますが、先ずは一番使うサイズから一本ずつ購入するのも良いかと思います。(私も未だに少しづつ入れ替えていってます)

 上のリンクのものは、比較的出番の多いサイズ(2番)だと思います。

 これか、もしくは1番がよく使うサイズではないかな と思います。

 もちろん、予算がある人は一気にセットを買うとホルダーも付いていて気分も盛り上がりますね。

 
 

 私が今欲しいのはコレなのですが、、、

 なかなか手が出ないです。

 いつか工具箱に並んでいるところを見てみたいものです。*3

 

 あ、ドライバーはそのままでも緩まないネジに困った時に使えるケミカルもあります。

  これはネジの頭の溝に一滴垂らして使う、ネジとドライバーの間に入り込む滑り止めのようなものです。

 そんなので効果あるの?と思うかもしれませんが、これがビックリするくらい効きます。

 ちょっと力を入れてみて グニュっと行きそうになったら、そのまま力任せに回したくなるのをぐっと堪えて、これを一滴垂らしてから回すとドライバーがガッチリ噛んでくれるのを体感できると思います。

 工具箱に常備したい一品、おすすめです。

 

 それでも舐めてしまった場合は、最後の手段は力技ですけど、、、

 例えばこんな風に。(笑

mata1.hatenablog.com

 

 

 

 一応無事に作業が終わったところまで来たので、今日はここまで。

 今日はちょっと広告リンクが多くなってしまいました。

 工具好きなので、つい熱が入ってしまいました。

 

 次回はカタナから純正のキャブを外して、いよいよキャブレターを交換します。

 

 

*1:空気に混ぜるガソリンの量を調整する部品の一つ、真鍮削り出しで作られているとても小さいパーツで、セッティングを出すためにはコレを色んな種類、大量に揃える必要があります。

*2:MJ以外は共通ではないので、必要に応じてその都度揃えていく必要があります。

*3:今見てみたら、さすがの評価でした。いいなぁ、ほしいなぁ。一生モノと思えばセットでこの値段なら高くない?(いや、やっぱり高いですよね)仕事がんばろう。