こんばんは。
なんだかタイミングが合わなくて すっかり過去の話になってしまったので、もう良いかなぁ と思っていたのだけど。
せっかく写真もあるので、やっぱり上げる事にしました。
ガンプラのコンペティション、勿論色々規制される前の話です。
いつもなら複数回に分けるところですが、今回は一度にまとめてしまいます。
では!
最初は、、、なんでしょう、これ。
ザクのバリエーションかな。
足元に同スケールのフィギュアや小さいメカがある事で、モビルスーツの巨大感が演出されているのがとても良いですね。
超大作!
これは、、、MGのディープストライカーにレジンパーツを追加したのかな。
ものすごい大きさでした。
バーニアノズルを仕上げるのだけでも挫折しそうです。
次も凄い力作です。
本体も凄い出来でしたが、展示用のベースというか、スタンドというか、、、
パラシュートで降下してる様を表現した作品です。
演出が凄くて、そっちばっかりに気を取られて本体の写真がありませんでした。
スタンドから本体はつられていて、ベースにはスピード感あふれる航空写真が貼られていました。
パラシュートは自作でしょうし、本体にも鬼の様なディティールアップが施されていてモデラーの力量も物凄いのですが、私はそれ以上にアイディアが凄いなぁ と感心しきり。
上から見るとかなりの迫力。
この作品は今年のExpert部門のWinnerでした。
私はこの作品がとても気に入りました。
ウェザリングの感じとか、余計なものが付いてないとことか、とても好み。
宇宙空間で大破したメカから色々改修してくるところなのかな。
Ballは良いなぁ。
今年は単体作品でもベースを地面にしたりとか、色々と手をかけた作品が多かったように思います。
ベースは大事ですね。
人気のサザビー、赤く無いのは珍しい。
って、こういうカラーリングのサザビーが登場するエピソードがあるのかな。
SDも変わらず人気で一定数の参加作品がありました。
そしな?
ガンダムに扮する子供が立っているのはザクの頭でした。
このコンペは毎年決められたテーマ部門があって、今年のテーマはハロでした。
変わり種のハロが沢山。
これは、、、、
歯が並んでるガバッと開いた口がハロでした(笑
これも、、ハロか?
一個上の歯が並んでるのと同じ人の作品でした。
(いや、ベアッガイか?)
こっちはベアッガイですね。
このコンペの特色で、開催時間中にプログラムに沿って様々なレクチャーが常に行われています。
模型作りに必要な工具の説明の様な初心者向けのレクチャーから、ジオラマベース制作、メカのディティールアップ等、盛り沢山です。
ベンダーも色々と出店していて、工具や昔懐かしのプラモ等を見るのも毎年の楽しみです。
さて、ガンプラのコンペですが、それ以外のカテゴリーもあります。
定番のスターウォーズ部門
ガンダム以外のアニメ部門には、巨大なガォークがありました。
多分、1/35スケール。
小型犬よりも大きいくらいでした(笑
大きいだけじゃなく、各部電飾、コクピットもかなり凝ってました。
驚くべきことは、このモデラーは他州からの参加で、このデカい完成品を分割してスーツケースに入れて飛行機でやって来た と言うことです。
情熱が凄い。
EVAの目が光るのはまぁ珍しくないと思うのだけど
肩が光ってるのはカッコよかった
(改造?それともこういうプラモがあるのかな?)
Ma.kも単独カテゴリーが作られる程人気があります。
フィギュア部門もあります。
さて。
私は先日完成記事を上げた「百式」を持ち込んでました。
まぁ、いつもの事なのですが 私の作るものは本当に地味。
こちらのモデラーは、足し算の作風が大多数で、元々のキットにアフターマーケットのパーツをドンドン盛って行く人が多いのです。
それに引き換え、私は元のキットのスタイルを詰めて自分の好みに寄せて行く と言う工作が殆どで、なんならパーツを減らす パッと見は引き算な作風。
スタイルの変更って、説明が無いとそのプラモを組んだ人じゃないと分からないので、ただのストレート組の地味な完成品となり、殆どの人が目を留めないのです。
入賞者を選別するジャッジの方達も同様で、私の作品は特に注目されるでも無くすーっと通り過ぎようとしたそうなのですが、ジャッジ団の一人が作品に添付される情報シートに目を通して、各部の寸法変更をしているという事に気が付いてくれました。
そこで、他のジャッジの方達に「これ、なんか色々やってるみたいだけど、全然工作の跡が分からないくらい綺麗に仕上げてるで」と呼び戻してくれたそうです。
で、どらどら とジャッジの方がもう一度じっくり見てくれたそうで、ユニバースセンチュリーの1/100以上部門で3位を頂きました。
なのですが、、
これもいつもの事ですが、自分のは写真を撮り忘れてるんですよねぇ、、、
ほんとに3位獲ったのかよ? となりますよね。
百式さんは3位の銅メダルと一緒にガラスケースに収納されています
ね?
今回は皆さんの作品を見て、レベルが高く、しかも見栄えの良い作品ばかりだったので、これは全然お呼びでないな と全く受賞するとは思っていなかったのですが、本当にギリギリで3位に入れてもらえた感じで、いつも以上にビックリでした。
気が付いてもらえてラッキーな受賞です。
さて、秋を過ぎた辺りに例年なら2つ模型のコンペティションがあるのですが、今年はどうなるかなぁ。
LAでは毎日感染者がドンドン増加しているので、このままでは多分開催は無理でしょう。
閉鎖空間でモデラーがみっちりしますからね。
このところ他のモノづくりにかなり時間を取られていて、プラモの制作がだいぶ遅くなっているので、どのみち間に合わない可能性もありますから、今年のコンペは全くどうなるかわからないです。
が、ジワジワと新しいプラモ制作は始まっていますので、近いうちに新しい制作記を始めます。
模型仕掛けのオレンジとしては初めてのジャンルになるので、その時は暖かく見守って頂けるよう、よろしくお願いします。