模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

酸素バーナーで宇宙ガラス体験 (前編)~アトリエ グラスカオリア (日本 修行の旅 第三の修行)

 こんばんは。

 

 シリーズ 日本 修行の旅。

 前回、前々回と それ、遊びに行っただけなんじゃ、、、 という疑惑があったとかなかったとか、、、

mata1.hatenablog.com

  今回はもう遊びとは言わせません!

 京都にあるガラス工房で一日だけですが修行をさせて頂きました。

 

 舞台は東京を離れ、地元の関西圏に向かいます。

 上空から富士山が見えるかなぁ と思っていたのですが、残念な事にその日は悪天候。 

 飛行機は雲の上でどこまでも銀世界が広がっていました。

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 昨年、飛行機のチケットを取って帰国の日程が確定してから、ガラスの修行をさせてくれる工房を探し始めた時、京都にある工房「アトリエ グラスカオリア」のWebを見てみました。

 私が体験したい内容とピッタリ、と同時にとても雰囲気も良さそうだったので、先ずここから連絡を取ってみることにしました。

 いつも年末頃に帰国する為、その時に体験クラスをやってらっしゃらない工房もあるので、どうかなぁ と思いながら予約のページを見ると、かなり先の予約なので空き状況がチェックできないようです。

 そこで、事情を説明するメールを送り、もしも工房が開いてるなら例外的に修行の予約を取らせて頂けないか聞いてみた所、快く日程を確保してくださいました。(むちゃくちゃ優しい先生です)

 他に蜻蛉玉の工房も何件かあったのですが、今回はとても興味のあった宇宙ガラスの体験をさせて頂ける、こちらの工房にしました。

 今回教えて頂くことは、いつも自宅で焼いている蜻蛉玉とは根本的に違う事があります。

 使用するガラスが蜻蛉玉用の物よりも高温で溶けるボロシリケート・ガラスを使うので、バーナーもより高温になる酸素バーナーを使います。*1

 酸素バーナーに興味はあったのですが、まとまった金額の初期設備投資が必要になるので、その前に試しに一度使ってみたかったのです。

 通常二人まで同時に教えてらっしゃるのですが、私はしっかりみっちりこってり教えて欲しかったので、マンツーマンでクラスの枠を抑えて頂きました。

 しかも通常のさらに倍の二枠!(笑

 もう楽しみが止まりません。

 

  修行の場のアトリエは京都市西京区にあるという事でしたが、なにやらアクセスがややこしそうです。

 現場に辿り着くまでが既に修行の様。(私は公共交通機関が何よりも苦手なのです)

 JR京都駅からバスでアトリエまで行こうとすると、タイミングによってはバスだけで1時間程かかることもあるとか。

 絶対に遅刻出来ないので、結局JR桂川駅まで行って、そこからタクシーでアトリエまで向かいました。(約10分)*2

 アトリエは分かりにくい場所にあるとのことでしたが、「竹の寺 地蔵院」の前 と伺っていたので、すぐに発見出来ました。

 

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 こちらがその地蔵院なのですが、アトリエを発見したらすぐ中に入ってしまったので、肝心のアトリエ外観の写真が一枚もありません。*3

 それだけワクワクしていたという事なのです。

  (ちなみに、この写真を撮っていた時の丁度背中側がアトリエです)

 

 さて、アトリエに到着して先生からその日の段取りを説明して頂きます。

 事前のメールから色々と察してくださった様で、前半は通常の体験クラスと同じように進め、後半は実際に自分一人で練習を重ねていけるように、ポイントを絞ってコツなどを教えて頂ける と言う、まさに私が そうして頂けたらなぁ と思っていた内容。

 という事で、時間は限られているので早速始まります。

 まずは一連の流れを掴みやすくするために、先生がデモンストレーションをしてくださいました。

 なんとまぁ、蜻蛉玉とは全く、ほんとに全然違ったので、これは今まで自宅でガラスを溶かしていた経験は何の役にも立たないかもしれない と緊張して作業を眺めます。

 要所ではちょっとしたことでもすぐに質問しながら、先生の華麗な手さばきから出来るだけ情報を取り出して頭に入れて行きます。

 とはいえ、続いて自分が実際にガラスを溶かしてみると、思った通り、いつも使っているガラスと全く溶け具合が違って、かなり戸惑います。

 それこそ、いつもはガラスを炎の中に入れる時は、離れたところから予熱しながら徐々に炎にかざしていくのですが、ボロシリケートは破裂することが基本的にないらしく、いきなり炎の中にボイっと突っ込みます。

 これはかなり怖くて慣れるのに暫くかかりました。

 溶けるスピードや全体への熱の伝わり方、違う事だらけ。

 手つきが危うい時はすぐに先生がサポートしてくださるので、何とか形になっていきます。 

 難易度の高い箇所は先生に手を加えて頂き、無事に完成させることが出来ました。

 

 はぁ、、、

 やっぱり初めて扱う道具や材料は疲れます。

 しかし、その初めての環境下でちゃんと完成まで漕ぎつけるように指導された先生の実力がすごいです。

 と素人が言う事では無いのですが、、、

 とにかく指導がとても的確で、それでいて手を出し過ぎることも無く、ちゃんと自分で作り上げたという感覚を残すその塩梅が絶妙でした。(これはとても大事)

 とても楽しい!

 かなり気持ち的にも充実した午前の部が終わり、ここでお昼休憩に入りました。

 

 と、ちょっと余計な事を前半に書き過ぎました、、、

 最後まで行くと長すぎるので、今日はここまでです。

 

 実際にこの時に作ったガラス細工は次回にお見せすることにします。

 後編もよろしくお願いします。

 

 

*1:自宅で使用してるバーナーは、ガスと空気の混合気を燃やしていますが、ガスと酸素の混合気を燃やすバーナーを使って高温で溶けるガラスを扱います

*2:ちゃんと電車の乗り換えをすれば、徒歩圏内に最寄り駅があります。(阪急嵐山線の上桂駅から徒歩12分)

*3:ってか、ここの雰囲気がむちゃくちゃ良かったです。