模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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果たして頭痛軽減に貢献してくれるのか? アライ プロシェード・システム

 こんばんは。

 

 今年は日本もいつまでも暑い日が続くなぁ と思ってニュースを見ていると、突然の大寒波に覆われたようで、余りの変化に体調を崩している方も多いのではないでしょうか。

 まだ大丈夫 という方も油断せず、しっかり自分の体調維持法を遂行して寒さに負けないようお気を付けください。

 

 さて。

 基本的に私がカタナで散歩に出かけるのは、朝か 夕方から夜にかけてのどちらかが殆どで、真昼間の炎天下に乗り回す という事は殆どありません。

 そんな私には珍しく、炎天下にカタナで散歩をしていた時の事でした。

 話がちょっと逸れますが、ヘルメットを買った時に元々セットされているシールドは、決まってクリアシールドでしたっけ?(私はアライのヘルメットを使用しているので、以下に書かれていることはアライに当てはまる事です。)

 もしそうだとしたら、いつも私は直ぐにスモークシールドに交換していたのかな。

 いつもスモークシールドで乗っていた記憶しかないんです。(もう何十年も前の事なので詳細は不明)

 で、トンネル走行時や夜間はシールドを開けて走っていたと思います。

 今使用しているヘルメットも スモークシールドに交換したいなぁ と思いながらもずっとそのまま使っていました。

 というのも、スモークシールド、売ってないんですよ。

 ネットで探してもアライ純正っぽい文句を書きながら、良く良く読むと知らないメーカーの物だ というのが殆どで、こちらは日本みたいにオートバイ用品店も数は無い上、お店に出向いても なぜかスモークシールドが置いていない。

 もしかして、カリフォルニアはスモークシールドは違法?と疑ったほどです。(違法ではありませんでした)

 そんな感じで、なかなかモノ自体が見つけられなかった事と、走行時間帯は朝か夜のみだったので、クリアシールドでもまぁ問題無いか と思ったりで、ずっとそのままにしていました。

 で、話は戻ります。

 珍しく炎天下を走行していた時。

 やっぱり日差しの強さが全く違って、これはきついなぁ と思いながらカタナに乗っていたのですが、時間にして1時間を超えたあたりから頭痛が発生してきました。

 私はどうも日光に弱いらしく、通常でも日中外で活動する時間が長くなると、ほぼ間違いなく頭痛が発生します。(フリーマーケットの様な記事を書いている日は大体頭痛に苦しんでいます)

 あ、これはまずいな、結構ひどくなるパターンかも と思ったので、その辺りから引き返して帰宅するルートに変更したのですが、頭痛の悪化が思っているよりも遥かに速く、これは家までたどり着けるかなぁ と思いながら、何とかギリギリ滑り込んだ と言う体で帰宅しました。

 ほんとは一度休憩するべきでしたね、反省。

 この時の頭痛の原因は何だったのか、特定する事は出来ませんが、私の思う所では、日中の強い日差しの中、遮光も無い状態で、恐らく瞬きも極端に少ない状態というのも重なった事での目から来る頭痛か、もう一点はヘルメットの頭部への当たりが私にあっていないか という2点じゃないかな と思います。

 ヘルメットの交換となると、これは金銭的にも選択的にもすぐには出来ないので、これを機にやはりシールドはスモークに換えたい と思い、良く調べてみたところ、交換用スモークシールドはアライ純正でも出ていることが分かりました。

 しかし、殆ど朝か夜しか乗らないとなると、スモークシールドでは(特に夜)視界が悪くなるので、シールドを上げて走らないといけなくなるかもしれず、こちらの交通事情を考えるとかなり危険だと思われるため、簡単に決めかねていました。*1

 と、そこで見つけたのがプロシェード・システムでした!

 それは、専用のベースとなるクリアシールドの上に、もう一枚スモークシールドを重ねてあって、スモーク部分を独立して開閉できるようになっているシールドです。

 買った。 

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 これを普通のシールドを交換するのと同じように、元々ついているものと入れ換えるだけです。

 ただ、シールドのマウントシステムによって対応しているものとしていないものがあるので、要確認です。

 

 最近のヘルメットのシールド交換、ネジとかが無くて見た目は綺麗なんだけど、はじめての時は戸惑いました。

 シールドを全開にしたら出てくるグレーの小さいレバーを引き出して、シールドをバゴン!とやれば外れるのですが、加減が分からず割ってしまうんじゃないか と、かなり慎重になりました。

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 まぁ、外れればシールドを入れ替えて逆の手順を踏めば元に戻せるのですが、これまた慣れないとなかなか上手くセットできなくて、、、

 ええ、実はこう見えて結構不器用なんです。

 

 無事にはまった。

 バイザー(スモーク部)、シールド、共に跳ね上げた状態。

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 その状態でクリアシールドを閉じたらこんな感じに。

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 バイザーが庇の様になります。

 

 バイザーも閉じた状態。

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 なんだかへんてこな見た目ですよね。

 そうなんです、スモーク部分はクリアを全部覆うわけでは無いんです。

 どうも、走行時に前方や上部から入る陽射しは遮ってくれて、下の方、メーター等の視界はクリアのままで という事だそうです。

 コンセプトは分かるのだけど、もうちょっとスモーク部分が広くても良いのになぁ でも仕方ないか と思っていたら!!!

 日本ではロングバイザーが追加発売されていた様です。

 ロングバージョンがあるのなら、そっちが良かったなぁ と思ったものの、未だこちらでは売り出されていない様です。

 あとからバイザー部分のみ交換する事は可能なので、こちらで販売が開始されれば交換するかもしれません。

 もしくは、帰国した時に買ってくるか、、、。

 

 使用した感想は。

 この視界の途中から遮光具合が変わるという事に関しては、最初は戸惑ったのですが、意外とすぐに慣れました。

 果たして昼間にメーター回りを見るのにスモークシールドだとそんなにも見難い物なのかな?とも思うのですが、まぁそれはあんまり気にはならなくなりました。

 ただ、私的にもっと、とても気になる事がありました。

 シールドの上縁部左右にベンチレーション用の開口部があるのですが、バイザーにはそこを避けるように切り欠きがあります。

 その切り欠きがベンチレーション部分よりも一回り大きく欠いてあるので、隙間から光が入ってきます。

 その光がかなり眩しく感じる事があるので、そちらの方が余程気になります。

 こんな感じで光が漏れ入ってきます。

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 使ってみて、気になった点はそれくらいです。

 やっぱり眩しく無いのはいいですね。

 とても目が楽です。

 気になる頭痛の軽減効果は というと、装着してからまだ炎天下をまとまった時間走行していないので正確なところは判断出来ないのですが、午前中日が昇ってから走る分にはとても快適です。

 

 

 隙間から光が入って来る問題に関しては まだ試していませんが、その部分のクリアーシールドをマジックで塗ってしまえばいいかな と思ってますので、もし結果が出たら後日公開します。

 あ、もしロングバージョンが発売されて、それも試せたら合わせて公開できればいいな。

 

追記

その後、昼間の走行で頭痛に悩まされる事は今のところなくなりました。

 

 

*1:日本と比べると路面状況が驚くほど悪く、とにかく前走車からの飛び石が多い。日本に居た時にはフロントグラスを石跳ねで割って交換、なんてあまり聞かなかったけど、こちらでは頻繁にあります。出張フロントグラス交換屋なんて商売があるくらいです。