こんばんは。
先日、工作の流用素材に良いものが無いかな? とダイソーを隅から隅まで物色していた時、横から私を呼び止めるモノがありました。
ん?と思いその方向を見てみると、これが目に飛び込んできました。
本来あるべき場所じゃない棚に、誰かが引っ掛けて置いたようだったのですが、、、
むちゃくちゃかわいいじゃないか!! と思わず手に取ってしまいました。
こんな事をしている時間があるなら、カタナかアルカディアを進めないといけないのですが、、、
この羊毛フェルト・アニマル、日本では数年前からえらく流行っていたそうですね。
今更 といった感じで、作り方は既にブログやら動画やら、大勢の方がアップしてらっしゃるので、サラッと行きましょう。
という訳で、早速作ってみました。
キットには、完成させる為に必用な材料と、工具として専用のニードルが入っていました。
他に必用な工具が数点必要なのですが、大体は揃っているものの、一つ無いものがあります。
羊毛フェルト専用マット というものなのですが、残念ながらこちらのダイソーではキットは売っているのに制作に必用なマットは取り扱っていない様でした。
説明書を読んでみると大体どういう条件が必要なのか分ってきたので、ガレージにあった、車等の内装を自作する時の芯(?)に使っていた、ヨガマットをハサミで切って持ってきました。
多分、これでなんとかなるでしょう。
キットに入っている羊毛を説明書の様にほぐして、幾つかに分けて、、、
ブスブスやりながら固めていきます。
付属の専用ニードルには、返しが普通の逆向きに付いていて、刺すときには羊毛の繊維を押し込むのですが、引き抜くときには抵抗無く抜けるので、押し込んだ繊維をそのまま置いてくるようになっています。
表面の繊維を奥に押し込んで行く事で、羊毛をまとめるんですね。
そういった仕組みをイメージしながらやると、効率も上がるかもしれません。
体が出来たところ。
本当は、もう一回りか二回り程大きくなる予定だったみたいなのですが、必要以上にキッチリと刺し固めてしまった為、小さく出来てしまいました。
こんな感じで、説明書通りに、鼻を作って胴体に取り(刺し)付け、耳、しっぽ、手足 と順番に作っては取り付けていくと。
出来ました。
出来たのですが。
なんかイメージと違います。
うーーーーん。
目がでかいな。
目はプラスティックのパーツが入っていて、目打ちで穴を穿ち差し込む様になっていたのですが、もうちょっと目が小さいほうがかわいくなると思いました。(体を小さく作りすぎた と言うのもあります)
と、改良点が見えたのなら、行動に移します。
ここからは、ほんの少しだけ 模型じかけ的小改造 になるので、いつもの作業机に移動です。
付属の目の部品は、黒いプラスティックで、半球状の目に軸が付いている形状です。
それを、適当な太さのプラ棒で作り直します。
プラ棒の切断面を、ライターで様子を見ながら炙って溶かすと。
溶けて丸くなると共に、縁が広がって来ます。
大体思った大きさに出来たら、カットして艶あり黒を塗装します。
目なので、つやっつやのピッカピカに仕上げました。
3本作って、大きさの近い2本を選び、本体に差し込んだら出来上がりです。
こっちの方がかわいいと思うのですが、どうでしょう?
いろいろいじくったので、ホヤホヤが沢山出ています。
これはハサミで散髪して整えます。
初めての羊毛フェルトアニマル、作業自体は単純なのですが、どうすればかわいく出来るか と言うのは、最終的な形を捕らえる事が頭の中で出来るかどうかが重要だと思いました。
なんにせよ、立体物をイメージどおりに作るのは難しいものですね。
初めて作る 羊毛フェルト・アニマル、とても楽しかったです。