こんばんは。
週末に、LA(ロサンゼルス)ダウンタウンの少し北まで行く用事が出来ました。
その場所は、ダウンタウンの北部にあるチャイナタウンを超えてちょっと行った所にあるので、用事の前に朝食はチャイナタウンで飲茶しよう と言うことにしました。
アメリカのチャイナタウンというと、サンフランシスコにあるのが有名ですが、LAのダウンタウンにも ちょっと小さいですがチャイナタウンがあるんです。
FWYを走ってダウンタウンに向かいます。
この日はガスが出ていて、綺麗に見えませんでした。
なにやら、ドンドン新しい建物が増えていくようですね。
ダウンタウンのビル街を越えた所でFWYから降りて、下道を少し北上するとチャイナタウンに付きます。
目的のチャイニーズ・レストランには駐車場が無いので、隣接している公共の駐車場を使いました。
週末はフラット・レートで1日$5、レストランで食事をしてスタンプをもらえば2時間以内で$2になります。
レストランは2階にあるので、入り口からすぐに階段があるのですが、派手です。
席に案内されると、いきなり点心カートを押したサーバーの大群が押し寄せてきます。
本当は、カートに載った点心の写真も色々撮るつもりだったのですが、余りの勢いにすっかり撮りはぐってしまいました。
何故こんなに一度に押し寄せてくるかと言うと、場所によって多少の違いはあるかも知れませんが、いくつ点心を売ったかで給料が決まる歩合制の所が多く、席についたばかりのお客さんの所にいち早く辿り着いた人の方が、自分のカートから点心を頼んでくれる可能性が高いからだと思います。
なので、ある程度卓上に点心が並んでくると、あまり売り込みに来なくなります。
一応メニューはありますが、文字だけのメニューしかないので(当たり前ですが日本語では書いていません)、次々と来るカートに沢山並ぶ点心と一致させるのは難しく、名前も値段も分かりません。
ここの点心の値段は、大雑把に言って、鶏や豚などのDumpling(餃子?)やBao(肉まん?)などは一皿$3~$4で、具材がエビなどの魚介類になると$4~$5といった感じでした。
それ以外にスペシャル的なものもあり、皿によって値段が異なります($9~)
何となく想像がつくかもしれませんが、経験を積んだサーバーが値段の高い点心が載ったカートを担当する事が多いようです。
適当に美味しそうなのをピックアップして、こんな感じでスタートしました。
写真の左にある緑のは、チャイニーズ・ブロッコリーの炒め物です。
私はこちらに来てから知った野菜なのですが、ほんの少しだけ苦味がありますが、とても美味しい野菜です。
常に新しい料理がカートに乗せられて移動してくるので、気になったものがあれば呼び止めて見せてもらい、気に入ったら追加、そうでなければ次のカートを待つ という感じで進んでいきます。
席にはこんな表が置かれていて、点心を取ると、そのカートの人が自分のスタンプを押します。
これで頼んだ点心の値段と数、誰がサーブしたのかが分かる と言うことですね。
にしても、真っ赤なハートマークは何を意味しているのだろう、、、
その後何点か追加して、かなりお腹も満ちてきた時に、相方が「チマキが気になる」と言い出しました。
スティッキー・ライスと言う点心で、ほんとに日本のチマキと同じ様な料理です。
余ったら持って帰ればいいんだから、気になっているのなら貰おう、と一皿(2つ入り)頂きました。
日本のと違って、蓮の葉っぱで包まれています。
私は何時も飲茶の最後に取る一皿、ごま団子で〆ました。
結局完食は出来なかったので、余った分は箱に詰めて持って帰りました。
(次の日のお昼ご飯になりました)
その後は、ちょっとチャイナタウンをプラプラ。
鶏や豚の丸焼きを売っているお店も何件が見かけられます。
おもちゃや雑貨を路上で売っているお店も多く、
漢方薬屋も沢山あり、
お香を売っているお店も多く、歩道を歩いていると とにかく色んな匂いが充満しています。
路上に停めたトラックに人が集って居たので、なんだ? と思い見てみたら、荷台一杯にブドウが積まれていて、路上販売されていました。
ポリスカーもよく通るのですが、お咎めなしみたいです。
しかし、この写真を見ても、右下のパーキングの看板が無ければ、何処の国なのか分からないですね。
このドラゴン模様、何だと思いますか?
チャイナタウン内の横断歩道は全部こんな模様になっていました。
チャイナタウンから、次の用事に向かったのは、以前紹介したことがあるAntigua Coffee Roasters です。
今日もコーヒーを買いに来ました。
この日は暑い中チャイナタウンを歩いた後だったので、アイスコーヒーも頂きました。
そういえば、私がこちらに来た当時は、アイスコーヒーというものは一般に認知されていなくて、出しているお店も限られていました。
ある暑い日に入ったお店で、アイスコーヒーある? と聞いたら、なに?どんなの? と逆に聞き返された事があります。
そのまま、氷が入った冷たいコーヒー と言うと、 ああ、あるある と返ってきたので、それを注文したのですが、出てきたのは、氷を入れたコップに普通のホットコーヒー(しかも、むちゃくちゃ薄いの)を入れただけのもので、茶色い色水みたいになってて、飲めたもんじゃなかったです。
今ではアイスコーヒーも一般的ですし、勿論Antiguaのアイスコーヒーはとても美味しかったです。
やっぱり煎りたての豆はすごくいい香りがします。
ちょっと家から遠いので、ただコーヒーを買いに来るだけでは勿体無い、と ついでに飲茶したのですが、相方が頼んだチマキが驚きの美味しさだったらしく、本人曰く 人生一番のチマキが出た! とのことでした。
一つ余ったのを持って帰って、次の日のお昼に食べたのですが、そのときも「おいし~、おいし~」と言っていたので、相当なものだったのでしょう。
そんなに美味しかったのなら行った値打ちがあった と私も大満足。
これからはコーヒーを買いに行く前は飲茶 と言うパターンになりそうな感じです。