こんばんは。
今日はアルカディア号からチョッと離れて、ベースの算段に移ります。
アルカディア号は電飾の下準備を色々としていましたが、本体に電源を仕込むのは、ちょっとスペース的に厳しそうなので、供給は外部電源に頼ろうと思います。
キットに付属のスタンドを利用して、その中に電池を仕込み、アルカディア号まで引っ張ります。
キット付属のスタンドには、やたら重々しいアームが付いているのですが、これは使用せずにベースのみキットの物を流用します。
(付属のアームはメカメカしくて、それはそれでカッコいいです)
ベースからアーム、というか、支持棒を延ばしてアルカディア号を支えます。
支持棒に使ったのは、自動車用のブレーキ・ライン(ハードライン)です。
そこそこ硬いので、同径のアルミパイプよりもシッカリしていて、勿論ブレーキ・フルードが通るので、中に電線を通せます。
このパイプを曲げて、ベースに差し込んで固定しました。
都合が良いことに、接続する為のボルトが付いているので、それをそのまま使ってベースに固定できます。
ボルトが入る穴をベースに開けて、裏からナットで締めて固定します。
アルカディア号への接続は、裏側に当たる側面にパイプが入る穴を開けてしまいます。
ちょっと勇気の居る作業でした。
船体内部にある補強とアライメント出し用の内壁パーツにブレーキ・ラインが入るサイズのプラパイプを接着します。
パイプにスジが入っているのが見えますが、これはアームのガタを無くす為に、パイプカッターを利用して内側に入り込むリブを付けました。
アーム(ブレーキライン)の船体に入る部分に数箇所穴を開けました。
これは、ベースから引っ張ってきた配線を取り出したり、船体の回転と脱落を防止するピンを刺すための穴です。
細く丸いパイプにドリルで穴を開けようとすると、ドリルが踊ってしまって上手く刃が立たないことがあります。
そんな時は、最初にリューターで小さい凹みを削っておくと、ドリルの刃がそこに落ち着いて穴を開けやすくなります。
差し込んでピンを刺して固定します。
(プラパイプの出口も、パイプカッターを使い絞り加工してあります)
船体をつけるとこんな感じになりました。
裏から見るとこんな感じです。
最近、雑誌の作例等でも良く見る プロップ風支持棒タイプです。
後はベースにスイッチを付けたりするのですが、今のところ船内に配線を引っ張ってくる位置が決れば配線の算段も出来るので、ここまで出来れば十分です。
次回は再びアルカディア号本体に戻ると思います。