模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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ジャブローに散る 24 (電飾の算段 実践編)

こんばんは。

 

 ジオラマの電飾にArduinoというマイコンを使ってみよう という事になり、実際に使ってみるにあたっての計画を立てました。

 

何処にどの様な電飾を施すのか整理してみます。

1 ズゴックのモノアイ発光

2 ジムの胴体内部 スパーク

3 洞窟内の間接照明

の3箇所を電飾しようと思います。

 

1のモノアイ発光ですが、ただLEDを消えている状態からパッと点灯させるのではなく、ボワッと発光するようにしようと思います。

Arduinoの出力端子には、単純にOnとOffを操作する端子と、アナログっぽくボリューム調整を出来る端子があります。

写真の上の方に、0-13まで番号が振られた黒い端子が並んでいますが、これが出力端子で、数字の前に「~」が書かれている端子がボリューム調整できる端子になります。

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 GNDはグランドで、-の端子になるので、たとえば13端子にLEDのアノード、GRD端子にカソードを差し込んで(必要に応じて抵抗を追加します)、点滅の指示をスケッチに書いてアップすると、LEDはウインカーのようにチカチカと点滅します。

もし、~11端子にアノード、GRDにカソードを差し込んで、しかるべき指示を書くとLEDをホタルの様にフワッと点滅させることも出来ます。

 

ズゴックのモノアイは~の付いた端子を使い、ボワッと発光するようにします。

 

2のスパークですが、これは私には結構なチャレンジになります。

スケッチの書き方を詳しく説明しだすと、それだけで専門のHPみたいになってしまいますし、今の私にはそんな上手いスケッチは書けないので、手探りで何とか結果を出せれば と思います。

段取りとしては、まずスパークに見えるようにLEDを点滅させるスケッチを書きます。

高速で点滅させてバチバチッと見える様に、様子を見ながら点滅の間隔を微調整していきます。

仮に、トリマーやタイマーICを使ってLEDの点滅回路を組んだとしても、点灯、消灯の時間は同じになってしまいますが、Alduinoを使えば 例えばLEDを約0.2秒点灯 0.1秒消灯 という風に調整も出来るので、色々変えてみてスパークに見えるような塩梅を探します。

 

上手くスパークに見える点滅を書けたら、今度はその点滅の指令をランダム(っぽく)で発生するようなスケッチを書いて、ズズッ ズズッ とショートしている様に見せます。

 

そんな感じで段階を踏んでスケッチを書いていき、電源が入ると 先ずズゴックのモノアイが ボワッ と光った後、ジムの胴体内部でショートしているようなスパークが起こり、しばらくするとスパークが止まりズゴックのモノアイがスーッと消灯していく というシーケンスを書きました。

 

思ったように見えるかどうか、確認しながら調整して行くのですが、プロトタイプを作るときには ブレッドボード という半田付けを必要としない基盤を使うと変更が利くので便利です。

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(Alduinoの上に置いてある白っぽい穴だらけの板がブレッドボードです)

こんな感じで直接抵抗やLEDを差し込めるようになっているボードで、ジャンパーケーブルと呼ばれるリード線(両端がブレッドボードに差し込めるようになっています)を使ってArduinoと繋いだりして、実際に繋ぎ方があっているかどうか確認したり、どんな風に動くかを確認できます。

全部OKだったら、普通の基盤に半田付けして行きます。

 

写真でみると、すごくややこしいことをやっているように見えて、なんだか電子工作が得意な人みたいに見えますね。(みえないか?)

 

3の間接照明は、ただ青色LEDを薄暗く奥のほうで光らせて暗い感じを演出できるかな と思っている程度なので、実際に光らせて思った感じと違ったら取りやめるつもりです。

 

Arduinoを初めて使ってみる時に、スケッチの書き方等を勉強するのに、私は「Arduinoをはじめよう」という本を読みました。

この本はものすごくわかり易く説明していておススメです。

というか、この本が無かったら私は何も出来ないです。

 

スケッチが書けたら、次は実際の工作に入ります。