こんばんは。
先の連休を利用してカリフォルニア北部にあるモントレー半島の方に旅行に行ってきました。
第一日目の目的地は、モントレーよりも少し内陸に入った町San Jose(サンノゼ)にあるウィンチェスター・ミステリーハウスです。
サンノゼという町は、ロサンゼルスから大雑把にいって570km位 北北東に行ったところにある町で、日本人もすごく多いらしいです。
今回は車の旅です。
私はドライバーだったので、道中の写真をナビに頼んで撮ってもらったので、途中の写真を何枚か載せてみます。
カリフォルニアは基本 砂漠 なので、こういった草木もまばらな山々が続きます。
延々とこういった景色が続きます。
ひたすら走ります。
山を越えてロサンゼルス近郊を抜けると景色が変わり始めます。
遠くに海の青い水平線が見えている、、、、かの様に見えているのは、実は地平線です。
天候の加減か、なんだか分かりませんが平地が青く見えていました。
ほんとにずーーーーーーーっと地面が続きます。
広いです。
途中、砂丘のように見える山がありました。
向こうに見える、トラック等が走っているのは反対車線かな?
カリフォルニアは石油が出るので、時々こういったポンプ(?)を見かけます。
私んちのすぐ近所でも見ることが出来ます。
場所によっては結構な数がまとまって植わっている所もあり、集団でゆっくり頭を上下に動かしていて、なんともいえない雰囲気があります。
暫く走って農業地帯に差し掛かったときに、丁度散水車(というのかどうか知りませんが)が水を撒きながらニジニジと移動していました。
一体どういう仕組みになっているんでしょう。
でっかいトレーラーの基部を3つも引っ張っている、でっかいトレーラーがランデブー走行していたので、慌てて撮ってもらいました。
真横で見ると良い迫力でした。
更に行くと、酪農エリアに差し掛かり、なにやら危険な香りが、、、、
わかりますか?
黒く見えているのは全部うっしーです。
かなり走ってもまだ横はうっしーの大群。
この光景が暫く続きます。
結構なスピードで走っていてこの状況なので、一体何匹のうっしーがいたのでしょう。
放送中の「水曜どうでしょう」最新作に出てくるヌーの大群のようです。
しかし、ここを通過するときは忘れずに外気導入から車内循環にしておかないと、車内は大変な事になります。
私たちは、しっかり忘れていてえらいことになってしまいました。
さて、そんなこんなでひた走り、サンノゼに到着して先ずはお昼ご飯を食べに行きました。
お昼を食べたのは。。。
リンガーハットでした。
私は日本でも行った事が無かったので、いまいちピンと来なかったのですが、サンノゼにリンガーハットがある と聞いて相方は凄く行きたかったようで、ここになりました。
日本とおんなじ様だったそうです。
お腹も一杯になって、いざ本日メインのウィンチェスター・ミステリーハウスへ。
ウィンチェスターと聞けば、知る人は直ぐにピンと来ると思うのですが、銃器のメーカーですね。
このミステリーハウス、幽霊屋敷とか言われていますが、本当にお化けが出るわけではなく、ウィンチェスター婦人が自分の会社の製品で命を落とした人が化けて出てくる と思い込んでしまい、そのお化け達を侵入させないために自宅(お屋敷です)をドンドン増築、改造していって、わけの分からない間取りになってしまった という所です。
この連休はThanks Giving というホリデーで、離れていた家族や、近い友人たちが集まって、ターキーの丸焼きを食べる というアットホームなホリデーです。
その為かミステリーハウス見学に来ている人もまばらでした。
というより、よく開いていたなぁ という感じです。
この日はクリスマスと並んで閉店している店がもの凄く多い祝日になります。
この家は入場料を払ったら自由に見学して良い という所ではなく、ちゃんと案内してくれる人が付いてのツアーになります。
というのは、あまりにも間取り等複雑怪奇になっていて、戻ってこられなくなったり、下手したら大怪我をする可能性があるから だと思います。
2階のドアを開けたら外だった、とか 吹き抜けで一階に落っこちる とかそんなところもあったりします。
チケットを売っているギフトショップを抜けてミステリーハウスとの間の庭は紅葉がきれいでした。
木の幹はクリスマスの電飾がなされていて良い雰囲気です。
ツアーを待っている間にWinchester博物館を覗いてみました。
多分、ものすごく貴重な物もあって、好きな人にはたまらんでしょう。
ショウケースはいくつもあって、かなりの数が展示されていました。
ここがツアーの入り口です。
がらーんとして、ほんとにツアーが始まるのか? という感じもしますが、ちゃんと連れて行ってもらいました。
で、いよいよ家の中の写真を、、、、、
と行きたい所なのですが、なんと中で撮影は禁止されていました。
これにはちょっとがっかり、、、、というか、凄く残念です。
数年前に友達が行ったときは普通に撮影していたので、最近禁止されたのでしょう。
外は塗装もやり直してあって綺麗ですが、中に入ると当時のまま残されているところがほとんどで、ビンテージの家具とかが好きな人には、これまたたまらん と思います。
内装の細工とか、ものすごい懲りようでした。
もちろん、不思議な間取りやからくり屋敷のような感じも凄く楽しかったです。
この家の歴史や写真等、もし気になった方は、ちょっと検索したら色々と出てくると思います。
さて、残念ながら中の写真は一枚もないのですが、ツアーの後は周りを見て回ったのでその写真を何枚か。。。
一番高い屋根のてっぺんには、風見鶏ならぬ風見馬が掲げられています。
正面から見た全景です。
正面ゲート(すでに閉じられていて使われてはいないようでした)から前庭を通るアプローチもとても綺麗です。
写真を細かく見ると分かるのですが、婦人は窓にとても凝る人だったようです。
実物は室内の光が透けてキラキラと輝くようになっていて、ほんとうに綺麗でした。
このドアは内側から見ると、普通に部屋に通じるドアみたいに見えると思います。
とても危険。。。
この丸い塔の窓は写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、塔のRにあわせてガラスごと窓が丸めてあります。
それでちゃんと開閉できるように作られているようで、ここも凝ってるなぁ と思いました。
家の周りには木が沢山植わっていて、写真には一人立てる位のバルコニーが見えます。
朝起きて外に出るととても気持ち良さそうです。
多分、毎朝外に出て顔を見せていると野鳥も慣れてきて、そのうち手摺とかにとまりに来るかも知れませんね。
と、ミステリーハウス見学はこんな感じでした。
そろそろ夕方も近づいてきたので宿があるモントレーに向かうことにしました。
ちょっと長くなってきたので、続きはまた今度にします。