こんばんは。
RUSH 見てきました。
凄かったです。
この映画に関しては、ネタバレも何も無いですね。
F-1 ’76年のJamesHunt と Niki Lauda の壮絶なタイトル争いの映画(Based on True Story)です。
監督は Ron Howard。
楽しみにしていたことはしていたのですが、映画の内容とかよりも当時のF1マシンのバトルをスクリーン+良い音響で見られる事を楽しみとしていて、映画自体は 良くあるハリウッド映画なんだろう と言う程度に思っていました(まぁ、ハリウッド映画なんですけど)。
映画はオープニングが、なんと76年のニュルブルクリンクのスタート直前から始ったので、 え?まさかいきなりここから? と思ったのですが、そこから直ぐにJ.ハントとN.ラウダが始めて会った時代に遡り、そこから始る二人の対決を追うストーリーとなっていました。
二人のバックグラウンドなど知らなかった事も多く、76年タイトル争いに至るまでの経緯、ちょっと笑えるエピソード等、全く退屈しない展開。
そして中盤からは76年シリーズになり、そこからは二人のポイント争いがストーリーの軸となります。
シリーズが進み、再び第10戦のドイツGP ニュルブルクリンクが舞台に、、、
これは映画で、俳優が演じていて、走っているマシンもおそらくCGを多用していて、つまり全て作り物だ と言うことは分かっていても、本当に怖かったです。
その後のニキ・ラウダの執念、泣けます。(といっても、泣けるような演出があったわけではなく、単にちょっとした事が私のツボに入っただけです。)
全く性格の違う二人。
なんというか、どっちも一癖も二癖もあり、場面によっては ちょっと嫌なヤツに描かれていたりして、それがまた妙に現実味があって、その現実味が映画自体によい緊張感をもたらしていたような気がします。
ニキ・ラウダ本人もインタビューで、この映画をかなり評価しているようです。
(Youtubeでインタビュー映像が見られます)
最終戦の日本GPでは、あのタイレル(当時はティレルなんて発音してませんでしたよね)P34も出てきますし、M.アンドレッティの(勿論本人ではないでしょうけど)Lotus 77も見られます。
これは バイク、車を問わずレースが好きな人は見に行かないと! と言う映画です。
この予告編を見て、熱くなった人は是非見てみてください。