こんばんは。
モデルガン・ラックは次の関門である横板の加工をしました。
このラックは、奥行きが約35cmありますが、そんなに幅がある単板は、こちらで一般的に売っていません。
なので、手に入るサイズの板で出来るデザインを考えるか、ちゃんと奥行きをカバーできる様にする為に合板を使うか、、、、
ただ、横板はどうしても断面が見えるので、出来れば単板を使いたい所です。
(合板の切断面は薄い板の積層が見えるので、どうしても見た目は単板の様にすっきりとは見えません。まぁ、好みなのかも知れませんが。。。。)
そこで単板を接ぐ事にしました。
勿論継ぎ目は見えるのですが、良く見ると普通に使っている家具でも広い面は細い板を接いで大きい板にして使っています。
木目のパターンを似たようにすれば、そんなにおかしく見えないんじゃないか と依頼主にも聞いてみて了承を得ました。
多分そんなに弱くはならないと思うのですが、接いだ後で余り力をかける加工をしたくなかったので、先ず木を接ぐ前に形を切り出しました。
先に大きさはあわせてあるので、先ず一枚目の角を一箇所丸く切り取ります。
これは横板の奥の方で、手前にこれよりも細めに切りだした板を接いでやります。
2枚目、手前に接ぐ板を加工しますが、こちらはもうちょっと切り出しが増えます。
先ず、ホールソーを使ってRをつけられる箇所を先に切り抜きました。
次にそれを繋ぐ直線部分と、もう一方のRをジグソーで切り出します。
ちょっと上手く繋がらなかったけど、切り出せました。
Rと直線が上手く繋がらなかった箇所や凸凹しているところをある程度面だししておきます。
これにはフラップ・ホイールをドリルにセットして使いました。
こんな感じになりました。
ちょっと写真手前のRはまだ綺麗に形が出ていません。
凹んだRはフラップホイールで綺麗にし易いのですが、手前のRの方は手作業でヤスリをかけて面を整えるつもりです。
これで2枚の板の外形が取れました。
反対側も同じ様に板を切り出して、この次は板を接ぐ加工をします。