こんばんは。
昨年は他の用事と重なってしまって行けなかった、Corsa Moto Classica、今年は行ってきました。
一昨年はあまりの暑さに倒れるか と思うくらい苛酷な環境でしたが、今年は風も吹いて、暑いといえば暑いですが まぁ我慢できるくらいでした。
まぁ、砂漠なので暑いんですけどね。
ビンテージ と言っても私が好きなのは、カタナやCBにZ1等々の日本の70-80年代のマシンたち。
こちらではその世代のオートバイはビンテージというには かなり新しい部類に入ります。
年代別のカテゴリーでレースは進行しますが、70-80年代は後の方に出てきます。
ただ、それまでに練習走行や予選を走っている所は見られますから、結局一日中ぼけーーーっとサーキットを眺めたり、ピットをウロウロしたり、とても楽しく過ごせます。
こんな感じの砂漠というか、荒野のど真ん中にあるサーキットです。
周りには何にもありません。
到着時は丁度スーパーバイククラスの予選(もしくは練習走行)が始まる所でした。
ぉお!!
いつものカタナも丁度コースに向かう所でした。
(ライダーがでっかいので小さく見えるかもしれませんが、1000カタナです)
いつもの場所に陣取って、何かが走ってるときにはここでボーっと眺めています。
車を停めて横に椅子を出して眺めていられるこの場所がお気に入り。
ちなみに、写真の椅子は いつも適切なアドバイスを下さる(id:sword749)さんが、ご自身のブログでも紹介なさっていた軽量折り畳み椅子のパチモンです(笑
彼が愛用している本物は、一年に2~3回程しか使わない私にはちょっと勿体ないので、レビューを色々とみて これならまぁ大丈夫かな と思えるパチモンを購入しました。
今までこの手のイベントに持ってきていた椅子は、かなり嵩張って重たかったのが、びっくりするくらいコンパクトかつ軽量化されたので、大満足です。
コースに何も走っていない時はピットを散策します。
先程コースに出て行ったカタナのピットを覗いてみると、、、*1
ん?
カタナが置いてありますね。
さっき走って行ったと思ったのですが、、、
何やら作業中だったので、中の人に声を掛けるのは止めておきました。
あとで戻って来る事にして、散策を続けます。
スペンサーカラーのCBはほんっとにカッコいいな。
とそんな感じでウロウロしていた間に、カタナが帰ってきました。
同じゼッケンが2台という事は、バックアップ用のマシンが追加されたんでしょうか。
帰ってきたばかりで声を掛ける雰囲気でも無かったので、またあとで戻って来る事にしました(笑
開場ではスワップミートも開催されています。
ちっこいのばかりを売っている所があったり。
そんなのをプラプラ見て回っていると、ぉお!!という一台を発見。
そこそこいい状態のヨンフォア。
ちゃんと走行可能で、予備の純正部品も色々と持っていました。
これ、かなり惹かれました。
なにより、すぐに乗れる状態というのが良い。(マフラーもストックだった!)
オーナーと色々と話をしたのですが、まさかこの日に持って帰る事は出来ないですから、状態を色々と聞いて、一応連絡先をもらいました。
グラグラ来ましたが、実際に引き取るにはトラックを手配して取りに来ないといけなかったり(家からはかなり遠いのでいきなり乗って帰るのは心配)、色々と大変なので 結局そのまま流すことにしました。
でも、もしも青色だったらさらにヤバかったです。
さらにプラプラすると、超希少車を発見!!
これって売り物?と尋ねてみましたが、 いや、これは違う と笑いながら言われました。
カリフォルニアでは2ストは新しく登録することが出来ないので、昔に登録された車両しか公道を走ることは出来ないんです。(細かい法律の事は分かりません)
ガンマの500なんて、ほんとに久しぶりに見ました。
私にとってはWillowのマスコット的存在のアンティーク重機。
あーかわいい。
まだ2台とも健在(?)でした。
駐車場にも色んな車が居ます。
窓、めっちゃ狭いやん。
チキチキに出てきそうな車ですね。
再びサーキットに戻ってきました。
壁に立てかけてクラッチプレートを交換してらっしゃいました。
これはビンテージモーターサイクルコンテストに出ていたZ1です。
新車みたいでした。
再びカタナのピットへ(笑
カタナのレーサーが2台。
うーん、良い眺めだ。
やっと落ち着いたようだったので、1人残っていたKZのオーナーに声を掛けて色々見せてもらいました。
ステアリングダンパーが凄い所に着いていました。
メーターをカウル固定にしたらハンドル周りも色々いじれそうですね。
しかし、あの個性的なメーターを交換するというのはちょっと考えられないし、、、
KZのオーナーはとても気さくな方で、カタナ乗りの方の事とか、他のチームの事とか、誰がどれに乗っていてどのクラスでどーのこーの と色々と教えてくれました。
サイドカー・クラスもあります。
独特のレイアウトですね。
これにカウルが付くと、こうなります。
ドライバーの方がフレームからカウルから、全部自作したそうです。
おそろしいな。
上のマシンはドライバーの後ろにエンジンが載っていましたが、こちらのマシンはエンジンを抱えるようなポジションで操縦する様なレイアウトでした。
猛烈暑そうです。
サイドカーは傾けて曲がることが出来ません。
コーナーで遠心力に対抗する為に重心を出来るだけイン側に移動させたい為に、コ・ドライバーがマシンから体を乗り出して路面ギリギリにぶら下がるようにしてコーナーを回っていきます。
反対側に曲がるときは、マシンに覆いかぶさるように向こう側に乗り出して曲がるので、S字の切り返しなどはかなり激しくマシンの上を動き回ります。
ドライバーとコ・ドライバーの信頼関係の上に成り立つ操縦ですね。
やっぱり昼過ぎになると段々暑くなってきました。
大体目当ての物は見られたので倒れる前に帰るとします。
カタナやCB等、お目当てのマシン達の走行写真は良いのが撮れなかったのです、、、残念。
やっぱりコンパクトはこういう場では反応がちょっと遅れるので難しいです。
先読みする能力を鍛えなければ。
来年がんばろう。
*1:毎回同じピットを彼らは使っているようです