こんばんは。
前回、途中になってしまった Best of France and Italy の続きです。
2回で終わらせてしまおうと思ったので、写真も文字数も多めになってしまいました。
会場はこんな広々とした公園で、一番奥の方ではスワップ・ミートが行われています。
余りにもピンポイントなパーツばかりなので、未だにここで何かを買ったことは無いのですが、もともとフリーマーケット、ガレージセール、スワップミート等、宝探しが好きなので、冷やかしだけでも楽しいです。
では、今日はイタリア車の中でかなりの数が参加しているAlfaRomeo勢から。
いつ見ても美しいMontreal。
なのですが、今日はハッチ全部開け状態だったので、流麗なラインがちょっとわかりにくいですね。
それこそ模型製作中だったらものすごい資料写真が撮れるいいチャンスですね。
1900C Super Splint
多分50年代の車だと思うのですが、ほんとに綺麗です。
これだけの状態を維持するのはどれだけ大変なのでしょう。
イタリアって、パーツ供給事情とかどうなってんだろう。
段付き、ほんとにカッコいい!
このアルファ、ちょっとわからない、、、
Giulietta Sprint Veloceかなぁ と思うのだけど、自信無いですね。
なんだろう、、
とにかく、凄いコンディション(笑。
そしてこちら。
名前は分からないのだけど、とにかく人だかりが凄かった。
なんせ、でっかいの。
大きすぎて、人にたかられすぎて、全体像の写真が撮れてなかったのですが、もう普通の自動車というサイズでは無かったです。
昔のイタリアはこんなんが走ってたのか?
エンジンなんか、航空機のエンジンか?と思うくらい。
変速機の機構とか、コクピットの床から変なメーターがニョキッと出てたりとか、興味が尽きない車でした。
で、これがちゃんと走るんだからまたすごいです。(会場内を走ってました)
こちらのトラック、スワップミートセクションに居たのです。
商品を運ぶための働く車、、、なのですが!
前に回ってビックリ!
アルファロメオのトラック!!!
紋章もしっかり入ってます。
パーツ搬入はこれを使って、趣味で旧いアルファとか乗ってたり?
かっこよすぎ(笑
もうほんとに筋金入りのアルフィスタですね。(何気にトラックも極上コンディションですよね)
ここからはFiat勢。
Fiat Multipla
なにこれかわいい。
ドアの開き方はこっちから。
かおでかっ(笑
いやーかわいい。
コクピットもおしゃれ。
椅子のガラも素敵。
これも名前がはっきりしません。
Fiat 1200 (なのだけど、Gran Luce?)
その向こうに見えるのは500ですね。
アリタリアカラーがカッコよかった、X1/9
今年はフランス勢の写真がほんとに少ないんです。
その中から。
Renault 5 Turbo
イエローサブマリン号!
Citroen DS21 Safari
Citroen 2CV
これは日本に居る時には時々見かけたので、そんなに珍しい印象は無いのですが、アメリカではイベント以外で見る事はまず無い珍しい車です。
はぁ、いつかAlpineの110,210,310がズラッと並んだりしないかな。
イタリア勢に戻って
これは初めて見るし、初めて耳にするメーカーの車。
ASA 1000GT
ASAなんてメーカー、聞いたこと無かったのですが Ferrariが絡んでいるようですね。
Enzo Ferrariが超高級スーパースポーツだけでは無く、4気筒のもうちっと庶民的な車を作りたかった様で、Ferrariとは分けて別のブランドを立ち上げたとかなんとか、、、
そんな感じらしいです(笑。
Lancia Fluviaはなんとなく日本の旧車の雰囲気もあるような気がするんですけど、そんな事無い?
毎年このイベントに来るとき、車を見るのが楽しみで来ているのですが、もう一つ、以前に仕事で繋がりのあった材料屋の人と会う というちょっとした楽しみがあります。
初めて会った頃は仕事の話しかしなかったのですが、私の机の横にかかっている、例の車仲間と作っているカレンダーを見つけ、「車好きなの?」と彼が聞いてきたことをきっかけにして、会うたびに車の話で盛り上がるようになりました。
彼はMiniとAustin-Healey Sprite mark 1(パーツドナー用と2台!)を所有するという、なかなかのエンスー。
もうリタイアしてしまって、仕事では絡めなくなったのですが、ずっと連絡を取っていて、こういうイベントになると 行く? とか、今会場に居るのだけど 来てる? とかやっています。
この日も連絡を取って会場で合流、ちょっと話し込んでいたのですが、彼の向こう側ちょっと先の方に、人垣や車の群れから車のハッチがピョコンと高く飛び出しているのが見えました。
かなり高くばこーんと跳ね上がってるので、目立ってます。
それだけでは無く、何か書いてある、、、
ん?
え?
MARTINI RACING って書いてないか??
ま、まさか?!
気になって仕方なかったので、話が一段楽したところで彼に「ねぇ、今日Lanciaって見た?」と聞くと
「いや、こっち側しか見てないけど、まだ見てないな」
「もしかしたらあっちに凄いのが来てるんじゃない?」
と言いながら既に歩き始めた私(笑
彼も一緒に歩きだしその方向に向かったら、、、
やっぱり!!!
どぉぉぉおおおん!!!
でたぁあ!
Lancia Rally 037
や、やば
過去に一度だけ、日本で博物館に展示されているのを見た事があるだけ。
確かロープか何かが張られていて、がぶり寄りでは見られなかったと思います。
いつか日の下で、思う存分見てみたいものだ とずっと思っていたのですが、なんせ数が少ないので、今まで見る事は無かった車。
そら覗き込むよね。
こんなにゴツゴツと武骨で厳ついのに、美しいと思ってしまうのは何故だ!
うーん、鬼のようにかっこいいな。
タイトルに伝説とか書いちゃいましたけど、多分世間的に伝説の~ といえば、これの後継機のデルタの方が、戦歴的にも伝説化してるような気がします。
んが!
私の中では周りが既に四輪駆動に移行している中、あえて二駆で参戦して結果を残したこの車の方が すげー、かっこえー と思うのです。*1
(関係ないけど、F40のリアにチェーンを巻いて、雪の峠道を激走する動画を見た事があります。フロントセンターに4連のライトも装着されていて、もうリアの振り方がすんごいの。あれも鬼のようにカッコよかった。)
なんだよ、このコクピット、、、
(ステアリングにはABARTHの文字とサソリが見えますね)
むちゃくちゃカッコいいじゃないか、、、
サイドもスライド開閉付きのアクリル嵌め殺しですね。
どんな音がするんだろう。
そこそこ大きめのタイコが付いてますね。
多分走って入って来たのだろうから、早く来た人は音を聴いたんだろうな。
あー聴きたかったな。
はぁ、、、来てよかった。
さんざん盛り上がって、そろそろ帰る時間です。
早い人はボチボチ退場し始めました。
ザガートも帰る。
デイトナも帰る。
私も帰ります。
自分の車を停めた所に歩いていく途中、道端でForSaleのMiniが。
帰ってみると、友達からTextが入ってました。
”MiniがForSaleで停まってたの、見た?”
うん、みた。
ほしいのぅ。
実は、このイベントに来る前、さらに早朝にもう一つ別のイベントを覗きに行って、そこから大慌てでこっちに来ました。
なので、開場前にここに来ることが出来なくて、037が入ってくるところは見逃してしまったのです。
残念。
でも少なくともここに来る037が居たということは、またどこかで遭遇する機会もある事でしょう。
さ、今年はストラトスでも来ないかなぁ、、、
それとも、フランス勢がもうちょっと頑張って、やっぱりアルピーヌがズラッと、、、
贅沢言い過ぎか。
大興奮だったBest of France and Italy でした。
このイベントの前に覗いてきたイベントはまた今度アップします。
*1:それは四駆のノウハウが無かったからじゃないの とか言わない!心意気と男気です。