模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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やっぱり飛行機は飛んでなんぼ いまさらながら心奪われた レシプロ機の魅力

 こんばんは。

 

 航空ショーを見に行って来た時の話の続きです。

 今回も現地で見て来た旧い飛行機の紹介からはじまります。

 

 最初は。

 今回のイベントで見るのを楽しみにしていた機体の一つ。

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 De Havilland  Vampire

 

 さすが(?)英国機。 

 なんとも個性的な後ろ姿。

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 か、、かっこいい、、、

 でも、飛行機って、外形をよく知らない人が見たら、斜め上からとか俯瞰で見ないと今一つどんな形なのか掴みにくいかもしれませんね。

 

 

 コクピット内のゴツゴツしたフレームがムチャクチャかっこいい。

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 子供の頃、逆ガル翼*1という言葉が流行った!(のは私の周りの一部だけか?)

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  Vought  F4U Corsair

 

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 前から見ると逆ガルの特徴がよくわかります。

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 小さいんだろな と思っていたけど、実際に見てみたらやっぱり小さかった。

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 Grumman F8F Bearcat

 

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 でもね、小さいのは小さいのだけど、なんかこうギュギュっとしてて、俊敏な動きを見せてくれそうで、完成度の高さが感じられました。

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 これも見たかったんです。

 むかーし、1942というゲームが流行りましたよね。(世代がわかる、、、)

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  Lockheed P-38 Lightning

 

 こっちでもかなり人気の機体なんですね。

 

 むかーーーーし、ゲームで操縦した人も多いのでは無いでしょうか?

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 双胴の内側から。

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 機首を後ろから見ると、こんな風になってるんですね。

 前や横から見た時とかなりイメージが違いました。

 

 P-38はもう一機居ました。

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 お次は、こっちで一番よく見る大戦機じゃないかな。

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  North American P-51  Mustang

 シュッとした男前。

 どちらかというと見慣れた飛行機です。(なんとも贅沢な)

 

 

 日本の特撮ファンには親しい機体ですね。

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  North American F-86F Sabre 

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  翼の両端に付いたタンクが特徴。

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  Lockheed T-33

 複座機なので、パイロットの育成によく使われたジェット機です。

 

 

 これはすごいですよ!

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  Mig-15

 よくこんなの持ってましたねぇ。

 しかも、飛行可能状態で。(!)

 

 前回の最後のところで書いたのですが、紹介した飛行機の殆どは飛行可能で、ちゃんと当日もデモ飛行を行いました。

 ですから、会場についてプログラムがスタートする時間までの間バババッと展示してる飛行機を見て回り、その後は滑走路脇に座って(椅子、シート等は自分で持ち込んで自由に場所取り)飛行機が飛ぶのを見て、帰る前にもう一度飛行機を見て回ろうと思ったのです。

 が、飛行後は場所によっては近くまで行けなくなっていて、上のセイバーやMIGは遠くからしか写真が撮れなかったのです。

 他の機体も、もっと資料写真を撮りまくりたかったのですが、、、残念。

 初めてのイベントなので、段取りが上手く行きませんでした。

 

 そして、展示エリアのそのずっと向こう、何やら居ますね。

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 おぅっ!!

 拡大すると。

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 F-22 Rapter

 今日の目玉プログラム的に扱われていました。

 ラプターは近くで見せてくれないんだー。

 

  飛行機たちの飛ぶところは動画に残したかったのだけど、なんせ私の機材はコンパクトデジカメのみ。

 一応撮ったのですけど、当日はとにかくものすごい強風で、再生してみたら風の音がうるさくって、画質も悪いし、見られたもんじゃなかったのです。

 ですけど、そんなクオリティでも、バンパイアの音とかも一応ギリギリ聞こえたりするので、整理してアップするかもしれません。

 

 飛行から帰ってきたT-33

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 これはラプターとP-38がランデブー飛行していたところ。

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 どうせなら、ライトニングつながりでF-35とP-38のランデブーと言うのも見てみたかったです。

 

 

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 芸達者なオスプレイはどんなことが出来るのか色々見せてくれました。

 

 前回の最後に登場したB-17も飛びました。

 これは凄かった。

 結構な大きさですから、そんなプロペラ機がバラバラバラとエンジン音を響かせて、ゆっくり離陸していく様は、ただただ感動です。

 しかも、ピッカピカですからね。

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 B-17の後ろはB-25 Mitchellです。

 この時は大戦時のレシプロ機を同時に空に上げて、B-17、B-25が続いた後ろには、ライトニング、コルセア、ベアキャット、マスタング と順に観客の前を低空飛行してくれました。

 もうね、それがね、おそろしくカッコいいんです。

 目の前を次々に戦闘機が過ぎ去っていく様を見ると、自然に わぁーーーーかっっこいぃぃーーーーー!!! と声がでました。

 笑みはこみ上げるし、涙も出るし、もうオレンジさん、たいへん、たいへん。

 やっぱり飛行機は飛んでる時がたまらなくかっこいいですね。

 

 コンパクトで撮った写真を無理くりトリミングしたので、画質は悪いですけど、ちょっとだけ。

 

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 P-38ライトニング

 

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 これはP-51マスタングですけど、上から見たらこんなに派手だったんですね。

 

 コルセアもカッコいいな!

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 気のせいかもしれないけど、すごく速かった ベアキャット。

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 すんごいカッコよかった。

 

 何度も観客の前を低空飛行してくれて、水平飛行や、機体を垂直に起こして上から見せてくれたり、サービス精神が凄かった。

 

 この辺りは風の名所で、とにかく常に強い風が吹いています。

 特にイベント当日は、風に向かって歩くときは斜め前に身体を傾けないと歩けないくらい強くて、気温も一桁だったくらい寒かったんです。

 こっちはそんなに寒いと思っていなかったので、たいした耐寒装備を持って行ってなくて結構過酷な環境下での観覧でした。

 それでも、ほんとに楽しかった!

 もともと行く予定だったイベントが来月あるのですが、そっちも行ってこよ。

 

 イベントが終わっての帰り道。

 大量の車が一斉に帰るので、渋滞を緩和する為に 多分いつもは閉鎖されている空港の敷地内を走る道路が解放されて、そちらに誘導されたのですが、、、 

 舗装もされていない悪路。

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 その中を幹線道路まで結構な距離走りました。

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 セリカは車高を下げているので、ヒヤヒヤもんでした。

 ま、それはそれで面白かったんですけどね。

 

 

 そんなこんなで、大満足のLos Angeles County Air Howでした。

 

 

 

 ところで。

 B-17ですが。

 綺麗なだけじゃなく、飛べるんですが、、、

 それだけじゃなく、なんと、乗せてもらえるんです(!)。

 また別のイベントで なのですが、航空ショーの企画として、B-17での遊覧飛行(?)があるんです。

 確か1人400-500USDだったと思ったのですが、毎年行われていたと思います。

 今年も あんた乗らん? という案内が来ていました。

 恐らく、その料金はミュージアムの運営費等に回されるのでしょう。

 うーーーーん。

 乗せて欲しいのぅ。

 

 

*1:ガル(カモメ)の翼の様に、マクドナルドのマーク状(M)になってるのがガル翼で、その逆に前から見た時にWになっている翼の呼び方です