こんばんは。
アルカディア号、最終的な組み立てに入ります。
バラバラで作業していた船首部分を、船体に取り付けます。
船首にはLEDを2つ取り付けてあるので、その配線コードと、光ファイバーを船体との接続部に開けた穴に通して、特にファイバーが折れないように注意して接続です。
これで一気に形になってきました。
あっちこっち飛び出しまくっているのは光ファイバー(光学繊維)です。
艦橋のドクロもペイントして甲板に接着してから、こちらも甲板下から飛び出している光ファイバーをLEDに差し込まなければいけません。
さて、今回各LEDはサイズに合ったアルミパイプに差し込んで、先の開口部にはグルーガンを使い蓋をして全体を遮光してあります。
グルーガンで蓋をした所に必要な大きさの穴を開けて、ファイバーを差し込んでいこう という計画だったのですが、実際に取かかってみると上手く行かない事が分かりました。
LEDに対して差し込むファイバーの量(本数)が少ないと、パイプの中でファイバーがあちこっち遊んでしまって、上手くLEDの光を取り込めないファイバーが出てきました。
上手く説明できないので、手書き(!)の図を見てください。
(絵心ないなぁ)
LEDの真ん中にあるファイバーは、上手く光を運ぶことが出来ますが、横にずれてしまったファイバーは上手く光を取り込むことが出来ません。
さて困った となってしまったので、結局グルーガンの蓋の中心に、ファイバーの本数に合わせて、もう一本極細のアルミパイプを差し込み、そこにファイバーを通すことにしました。
これで、大体全てのファイバーが同じように光を取り込めるようになりました。
しかし、手間を考えると、あまり良い方法とは言えないですね。
場所も取るし。
他の電飾モデラーの方々はどの様にしているのか、、、色々見て改良しないといけない点です。
ファイバーは、それ自体から光漏れが起こるので、船内に露出しているファイバーは、出来るだけ細いヒートシュリンク・チューブ通すようにしました。
そして一本ずつLEDに差し込んでいきます。
今回の様な電飾をする際、一番難しいと思ったのは、電飾のための工作では無く、後からでもメンテナンス出来る様にする為の工夫 という事でした。
完成写真を撮ってしまったら、後は電飾系統に問題があっても放置 というのであれば、全部接着で仕上げてしまっても問題無いのですが、今年のコンペティションには多分このアルカディア号で参加すると思うので、不具合があった時に修理できるようにしたい所です。
どうしたら良いか考えた結果、甲板部分は船体に接着しないで磁石を使って可撤式にしました。
甲板部分と船体に、小径のネオジム磁石と釘の頭でペアになるように配置して、パチッとはまる様に作りました。
そして、現在最大の懸案事項。
こんなに色々ギュウギュウに詰め込んで、しかも可撤式にして、果たして甲板が船体にちゃんと収まるのか、、、
まだ一度も試してないんですよねー。
工作中に、ちゃんと全ての部品、配線やファイバーの逃げを考えて作っていたのですが、計算通りに行くかどうか、、、
慎重に配線やファイバーのクリアランスを確保しながら、そぉーーーっと・・・。
何とか収まりました!!
磁石もちゃんと働いてくれて、カチッと装着できました。
あと一つ懸案事項は残っているのですが、最も心配していた事がクリア出来たので、ちょっと安心しました。
うーん、いよいよ大詰め。
完成が近づいてきました。
次は、、、楽しいウェザリングの時間だ!!