模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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春が近いです (庭の事、読書の事)

 こんばんは。

 

 朝から凄く良い天気です。

 暑くも無く、寒くも無く、風も無く。

 そんな気持ちのよい休日なのですが、土曜日はTaxReturnの準備の為に、一日中家にこもって書類の整理をしていました。 

 TaxReturnは確定申告のようなもので、収入がある全ての人に義務付けられている手続きです。

 色々な書類を整理して会計士に提出し、行政機関に提出する書類の作成を依頼します。

 自分の持つ書類を整理してまとめるのも会計士に丸投げすることも可能ですが、費用がとても高額になるので、出来るところは自分でするのですが、、、私、とにかく数字が苦手、というか、弱いです。

 一日かけて書類をまとめるのですが、なれない事をするので肩はこるわ、頭は痛くなるは、毎年この時期になると「来週はTaxReturnの事をする!!」と自分に決意表明をして、ズルズル先送りにしないように気をつけています。

 いつも、少しくらいは楽しい事を と思い、CDをかけてスピーカーの前に座り、そこで書類の整理をします。

 DreamTheaterの新しいのを一日中聴きながらの作業でした。

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 まぁ、大変だ と言っても一日で終わるし、CD聴きながら出来るくらいなので、普通の人から見たら大した事無いんでしょうね。

 

 あけて日曜日、前日に頭を使いすぎた為か、いつもよりも朝寝坊です。

 目が覚めてからもなんとなく起きて動き出す気力が無く、今週は家に篭る週か、とそのまま読書にはいりました。

 実は、そこそこ本読むのは好きです。

 年末に帰国した時にも、沢山本持って帰ってきました。

 今日読んだのは、その中からこちら。

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 以前NHK制作でアニメ化されたものを見た事があったのですが、とても面白くて夢中になって見ました。

 その後、日本でかなり評価されている児童文学小説が原作だった事を知り、読んでみたいなぁ と思っていました。

 もともと子供向けだったものを、内容はそのままに漢字を増やしたりして文庫化したものですが、児童文学と侮る無かれ、評判どおりとても面白かったです。

 児童書というジャンルの作品でも、大人が読んで初めてわかる部分も沢山あり、果たしてこの部分をこういう風に感じる事は子供には出来ないのでは? と思うことも沢山あります。

 有名なお話の「泣いた赤おに」とかも、子供の頃に読んだ時と、大人になってから読むのとでは感じ方がかなり違ってくるでしょう。(もしもどんな話か読んだ事が無いのならお薦めです。ちょっと悲しいですけどね。)

 大人になってから読んだ児童文学で、一番印象に残っているのがサン・デグジュペリの「星の王子さま」です。

 こっちの友達が「オレンジさん、絶対泣くよ~」と脅かして(?)貸してくれたのですが、予言どおり、大泣きしてしまいました。

 キツネの言ったことが(当時は)、まともに入ってきて、これ、ほんとに子供が読んでわかるのか??? と思いました。

 その時の自分の置かれた状況によって、登場人物の行動や言葉の受け取り方、感じ方が変わるので、何度読んでも学ぶことができそうです。

 

 同じ様に、絵本の中にも素晴らしい作品と出会う機会があります。

 「100万回生きたねこ」

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 以前、相方から誕生日のプレゼントに貰った絵本なのですが、凄くいい話です。

 5分もあれば読めてしまうかもしれませんが、このお話は一生私の心に残るでしょう。

 

 最後にもう一冊、お薦めの本です。

 「偉大なワンドゥードル さいごの一ぴき」

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 作者のジュリー・アンドリュースは「メリー・ポピンズ」や「サウンド・オブ・ミュージック」で有名な女優ですね。

 この本は私が子供だった頃に親から与えられたのですが、もしかしたら初めて夢中になったファンタジー物だったかもしれません。

 当時私が読んでいた本は、どれも挿絵が沢山入っていたのですが、この本は唯一の絵が写真のカバーの絵のみ。

 作者が、子供の想像力の邪魔をしないように と一切挿絵を入れなかった という事をあとがきに書いていました。

 何度も何度も読み返し大人になり、そのまま捨てずに残していた本で、結局何年か前に帰国した時に持ってきました。

 もう絶版かもしれませんが、図書館とかに行けばあるかもしれません。

 なかなか機会は無いと思いますが、あれば是非手に取ってみてください。

 最初に紹介したのが児童文学だったので、その流れでずっと来てしまいました。

 

 話は変わって、庭の植物達の事

 昨年の終わり頃、藤を買いました。

 ずっと欲しかったのですが、回りには売っているところが無かったので、結局通販で買いました。

 が、届いたのは、枯れ枝みたいな棒です。

 これ、だいじょうぶなん? と思ったのですが、その私の心を見透かしたように、箱の中に 「枯れた枝みたいに見えるけど、こうやって冬を越える特性だから心配するな」と注意書きが書かれていました。

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 こんなの。

 それを信じて、鉢に植えてからも、どうみても枯れ枝にしか見えない「藤」に水をやり世話をしてきたのですが、暖かくなって来てようやくその説明が本当だったという事がわかりました。

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 先っぽから新芽が出てきました!

 よかった。

 他にも暖かくなって色々と変化が出て来ています。

 こちらはネーブルのつぼみ。

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 これはレモン。

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 ブルーベリー。

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 (たべもんばっかりやん)

 

 最後に、桜も来週には花が開きそうです。

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 春が近いですねぇ。

 

 全く家から出ない週末だったので、なんだか今日はいつもと違う内容になってしまいました。