こんばんは。
フロント周りを移植して、やっとこさ18インチになったカタナですが、このままではハンドルが何処までも切れてしまうので、切れ角を制限するストッパーを自作しました。
私が使用している三又は、下側にハンドルロックを取り付けるのに使われていた と思われる穴が右側に開いていました。
位置を見てみると、ちょうどストッパーに使えそうな位置に開いているので、新たに穴を増やさないに越した事はないか と、それを利用する事にしました。
ガソリン・タンクを仮載せして、ハンドルを切って切れ角を決めたら、そのボルト穴からカタナのフレームのストッパーの当たり面までを計測し、アルミのブロックを切り出して写真の様なパーツを作りました。
ボルト穴にピッタリ入るのがM6だったので、それにあわせて6mmの穴を開けています。
このブロックを三又にセットしてみると。
なかなか良さそうです。
ブロックの穴は微妙にオフセットしているので、切れ角を浅くしたい場合は回転させてやれば多少変えることが出来ます。
切れ角を深くしたい場合、ブロックを外して様子を見ながら削っていけばギリギリまで深くする事が出来ると思います。
反対側にはボルト穴が開いていないので、右側の穴を色んな位置から採寸して、出来るだけ同じ位置で反対側に開口の位置をトランスファーしました。
位置決めが出来たらポンチを打って、穴を開けるのですが、私は横着してトップブリッジを外して、ドリルのエクステンションを使い、そのまま上から開けました。
出来るだけ直角にドリルを入れるように、ステムやフォークを見ながら、色んな角度から平行になるように、出来るだけ真っ直ぐドリルを入れていきました。
思ったよりも真っ直ぐ入れることが出来たので、せっかくだから とM6x1.0でタップを立てました。
大体同じ位置に出来た と思ったのですが、写真に撮ってみると少々ずれていますね、、、
まぁ、ブロックを削って微調整する事もできるので、そんなに大した問題じゃないです。
ブロックをボルト留めして終了です。
一応ナットはゆるみ止めのナイロン圧入の物を使いました。
ちょっとゴツ過ぎて、見た目は良くないのですが、ボルトが押された時の支えになるように、当たり面の反対側にもある程度張り出しているほうが良いと思うので、これで使ってみます。
ブロックはアルミですが、そこそこ強度もある6061という種類を使いました。
車のホイールスペーサーとかに使われる材料です。
ボルトは普通に売っているステンレスのを使いました。
というものの、もしかしたら此処はそんなに強度は必要ない所なのでしょうか?
とにかく、6061アルミは腐食に強いらしいのですが、異金属が接触しているので、時々様子を見ることにします。
次は、ブレーキ、かな?