こんばんは。
先週、塗装の剥離をした、カタナのフロントフォークを再塗装しました。
いつも行くホームセンターのペイント売り場を「何かあるかな?」とプラプラしていた時に お? と思うものを見つけました。
エイリアンクイーンのチェストバスターの頭部ドームを塗装した時に使った Rust-OleumのシリーズでAuto用というのがありました。
このRust-Oleumというペイントメーカーは、こちらでは何処のホームセンターでも置いている定番中の定番メーカーです。
塗膜も強く、密閉度(?)も高いのか、錆びの上から塗装しても、そのまま錆びの進行も止まる という感じの事がセールスポイントになっていて、私も黒スプレーは常備しています。(先日の常夜灯のレストアもこのペイントを使っています)
ただ、フェンスやゲート、柵、屋外金属家具等に良く使われて、あまりAuto関係の外装には使わない(少なくとも私は)です。
塗料の問題ではなく、スプレーのミストが荒く、塗料も濃い感じで、綺麗な面を出すというよりも、耐久性重視、みたいな感じがします。
でも、この時に見つけたのは、Auto用となっていて、広範囲にスプレーする新型ノズルでムラ無く塗装! といった感じの説明があります。
(と言っても、日本のスプレーのようにミストが細かくて、ノズルも押しやすい親切設計のスプレーは、私の知る限り此方には存在しません。日本のスプレーは凄いです。)
加えて興味を持ったのは、プライマー、ペイント、クリアコートと一気に塗装出来そうな感じがする説明書きです。
下地塗装に「プラサフを塗る」と言う事を良く聞きますが、プラサフはプライマーとサーフェイサーが一つになった物です。
(モデラーの私は以前、プラモデル用サーフェイサーの略だと思っていました。)プライマーは、大雑把に言うと塗料の食い付を良くするためのもので、サーフェイサーは、細かい傷を埋めて表面を整えるものです。
ですから、通常はプラサフを吹いた後は、乾燥させて細かい耐水ペーパー等をかけてから塗装に入る と思います。
今回使ったシリーズで使うのは、プライマー で塗料の食い付きを良くする為だけに使います。
説明書きには、プライマーを薄く塗って、数分後には塗り重ね可能で、数回プライマーを重ねたら乾燥を待たずに本塗装をする とあります。
本塗装も同じ様に、数分で塗り重ねOKで、そのままクリアまで進んでいけます。
つまり、準備を終えて塗装を始めると、プライマーからクリアまで一気に進める事が出来るので、私の様な せっかちさんにピッタリのシステムです。
というわけで、マスキングと脱脂を終えたフロントフォークの塗装を始めました。
始めたのですが、乾くのを待たずにドンドン塗装をしていくシステムなので、2本のフォークを交互にスプレーし、最後のクリアまで一気に終わらせてしまい、途中の写真は一枚も撮れませんでした。
気が付けば、スタンドにぶら下げて乾燥中です。
一日乾燥させて、状態を見てみたのですが、表面はちょっとワラワラしていて、映り込みのシャープさには欠けるのですが、まぁまぁ艶は出ているので、なんとか磨き無しでこのまま行けそうかな?と言った感じです。
ワラワラも、ステッカーを貼れば更に気にならなくなるかな?
このままガレージ内で1週間放置して様子を見てみます。
それにしても、出来ればフロントフォークの塗装はこれで最後にしたいです。