模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

ドレメルのEZ-Changeは油断ならない。

 こんばんは。

 

 週末の作業で、パパッとやって終わり の予定が、えらく手こずってしまった事がありました。

 

 大した作業でも無く公開する予定も無かったので、写真も無いのですが うそぉ、、、 という事態が起こりました(といっても、手間がかかっただけで大したことは無いのですが)。

 

 240Zのオイル交換をする為に、ジャッキ・アップしていたので、ついでにO2センサーの交換をやってしまおう と思い付き、作業に入りました。

 

 私のZにはA/Fメーターが付いているのですが、LED表示でザックリと「薄い」「丁度」「濃い」と言うのが分かるナロー・バンドのメーターです。

 それをワイド・バンドのアナログに変えるつもりなのですが、O2センサーもそれ様の物に交換しないといけません。

 

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(上にあるのが今まで装着していたメーターで、下がワイドバンドのA/Fメーターです)

 

 O2センサーはタコ足の集合部分につけています。

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 せっかく車も上がっているので、オイルが抜けるのを待つ間にチャッチャと交換しよう と思い、車の下にもぐって 先ずは付いているO2センサーをはずしました。

 新しいメーターに付属されているO2センサーを取り付けようと思って はめてみたのですが、ねじ山が咬みません。

「あれ? もしかしてサイズが違う???」と ちょっとヒヤッとして外したセンサーと比べてみても同じ様です。

 何で入らないのだろう、、、角度が悪いのかな と暫く試してみても入る気配は無し。

 よくよく見てみると、、、

 元々S30にはO2センサーなんか付いていないので、タコ足にセンサーと同じサイズのナットを溶接してもらって、そこに取り付けているのですが、タコ足に開けた穴がナットよりも小さかったようです。

 ナローバンドはセンサーの直径が小さかったので取り付けに問題が無かったようなのですが、ワイドバンドの方は取り付けるネジ山が切っている部分とほぼ同じ太さだったので、タコ足の穴につかえて奥まで入らなくなっていたようです。

 

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 さぁ困った。

 L型エンジン(私のZに積まれているエンジン)はターンフロー(インテイクとエグゾーストが同じ側にあります。ガスケットも共有)なので、タコ足を外すにはマフラーを外して、キャブも外さないといけません。

 2-3分で終わるつもりだっだのですから、そこまでするつもりは全く無かったので、リューターを使ってネジ山を傷つけないようにして奥のタコ足の穴だけをセンサーが入るまで広げる と言う方法をとることにしました。(この時点で大分横着です)

 そのうえ、リューターで削った粉くらい、排気圧で飛んでくよね♪ とマフラーもそのままで、患部をライトで照らしながらネジ山に気をつけて削り始めました。(かなり横着です)

 初めからこういった作業をする段取りでいれば、もう少し手間をかけたと思うのですが、後の予定もあったので早く済ませたかったんです。(そもそも2-3分で終わるはずだったので)

 

 ちょっとずつ削ってはセンサーを入れてみるのですが、なかなか入ってくれません。

 これはもうちょっと気合を入れて削らないと駄目か、、、と思ってリューターの回転を上げて、強めに押し付けて、しかも前後に動かして(鋸のように)ガンガン削り始めました。

 結構削れたかな?と思ってリューターを手前に引いてみると、、、、先端に取り付けた先端工具がありません!

 お、おっこっちゃった。。。

 おそらく一番奥に突っ込んだときに、先端の石の肩のところがパイプの向こう側までいってしまい、そのまま引き抜いたので外れてマフラーの中に落ちてしまった様です。

 うわーーー と思ったのですが、どうしようもないです。

 マフラー外すのかぁ、大変だなぁ、、、別にポイントの一本くらいマフラーの中に転がってても良いかなぁ ととんでもない考えも頭をよぎったのですが、センサーの直ぐ後ろにはフランジがあって、悪い事にそのまた直ぐ後ろにはマフラーの音量(排圧?)をコントロールできるバルブを取り付けてあります。

 そのバルブに引っかかっておかしなことになっても困ってしまうので、仕方なくフランジからマフラーを外すことにしました。

 3本ボルトを外すだけなので、手間自体は大した事無いのですが、その排気コントロールのバルブがフランジ直後に付けてあるので、それが邪魔になって上側の一本のボルトの所には工具がとても入りにくいのです。

 ボルトも抜いてしまうとガスケットを間に入れて再び差し込むのは、指の関節がもう2箇所ほど増えてくれないととても大変です。

 リフトで上げての作業なら良いのですが、限られた空間での作業はとても苦労しました。

 結局、フランジの所だけ外して、ジャッキをかませて少しずつマフラーを下ろし、その状態で落としたポイントを取って内側から削り、無事作業は終了しました。

 元に戻すのは手間取りましたが、結果マフラーを外したほうが作業自体はスムーズに進んだようです。

 しかし、2-3分の作業の予定が2時間位悪戦苦闘していたような気がします。

 

 さてここで、急がば回れ と言うことを実感して終了 となるなら良いのですが、気になることが出てきてしまいました。

 リューターです。

 私が使っているのはドレメルのリューターでEZ-Changeという工具無しでコレットを緩めてポイントを交換できる機能が付いているタイプです。 

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 先端近くの青いレバーを下げる(引く)とコレットが開きます。

 

 派手に金属を削る時は、グラインダーやサンダーを使ってしまうので、いつもリューターはワイヤーブラシやフラップ・ホイール等を使う事が多かったのですが、今回の様にトルクをかけてガンガン金属を削ると振動で少しずつポイントがずれてきて、最後には外れてしまうようです。

 こうなると、この機種の売りであるEZ-Changeという機能が逆にあだになってしまいます。

 今回は外せばよい所だったので事なきを得ましたが、場所によっては物を落としてしまったら大変なことになる と言うこともあるかもしれません。

 

 今までのドレメルのリューターは、トルクをかなりかけた状態で使っていると、手では持てなくなるくらいグリップが熱くなってしまったのですが、この機種は冷却効率も見直されていて、それもこの機種を購入した理由なのですが、せっかくの冷却能力もトルクをかけて使うとポイントが外れる というのでは意味があるのか無いのかわかりません。

 頻繁にポイントを取り替えて工作するのに使う というのなら便利な機能ですが、ポイントを取り付けたらそのまま長い間削り続けるような使い方なら、昔からあるネジで閉め込んでポイントを固定する方が良いかもしれません。

 

 やっぱりシンプルな方が不具合が出にくいという事か と思う一件でした。