こんばんは。
週末に、ちょっと電気系の点検をしようと思ってPowerProbeを使っていました。
(PowerProbeは私愛用のテスターです。過去に此方の記事で紹介しています)
チェックしたいところにPowerProbeから+を送ろうと思ってスイッチを押したのですが、何も起こらない、、、
通常なら本体のLEDが赤く点灯して+が送られていることを示すはずなのですが、消灯したままです。
これって、もしかして、、、
こ、壊れた!!
なんと、少し前に記事の中でも紹介して、もう15年くらいは使っているのに壊れずに使えている と書いたばかりなのに、壊れてしまいました。
もはや、私は電気系をいじるにはこれが無いとどうにもならないので、さぁ困りました。
とりあえず、振ったり叩いたりしてみたのですが(電気製品の一番簡単な修理方法)、全く直りそうも無いです。
ほんとに困るので、新しいのはいくらくらいしているのか とネットで調べてみると、今は第3世代まで来ているらしく大体$130-140くらいのようです。
痛い出費だなぁ と思ったものの、ほんとに無いとどうしようもないので買おうかな と決心しかかったのですが、その前に、どうせなら駄目で元々 分解してみよう ということにしました。
イメージでは、本体の中には基盤が入っていて細かい電子部品がみっちり となっていたのですが、分解してみたら、、、
こ、これだけ?
すっかすかです。
これだったら、もしかして直せるかも と希望が沸いて来ました。
とりあえず、テスターを片手に一番簡単なところからチェックしていきます。
+を送ることが出来ないので(-のスイッチは生きていて、ちゃんとグランドしてくれてLEDも緑色に点灯しました)、バッテリーから本体までのケーブルの導通があるかどうかチェック。
ここは大丈夫でした。
じゃ、次はスイッチか? と思いスイッチのワイヤーを見てみると、スイッチからフューズに はんだ付けされているワイヤーが一本外れていました。
おお!原因はこれか!! とはんだ付けし直してみたのですが、それでもまだ+を送ることは出来ないようです。
あとはスイッチくらいしか調べるところも無いので、スイッチの端子にテスターを当てて導通を見てみたら、、、ー側にしたときはちゃんと導通があるのに、+側にした時は導通していません。
どうやら、スイッチも壊れていたようです。
嵌め込み式になっているスイッチ裏蓋をそーーっと、中の部品が プンッ と飛び出さないように外して、中身を綺麗にしてもう一度組みなおしました。
チェックしてみるとちゃんと通じています。
これで大丈夫だろう とケースを閉じて、ケーブルをバッテリーに繋いでからスイッチを+にしてみると、
ちゃんとLEDも赤く点灯して+を送っていました。
一時は諦めて新しく買い直そうか と思ったものの、なんとか延命できたようでホッとすると同時に、予想外の出費も抑えることが出来ました。
中身が簡単なつくりで良かったです。