こんばんは。
凡そ5-6年ほど前に、いつも立ち寄るグロッサリー・ストアの店頭で紫陽花が売られていました。
凄く綺麗な青色で(私は青好きです)、小さな鉢に こじんまりと花が咲いて良いサイズだったので買って帰りました。
その年の花が終わってからも、水を絶やさずに少し大きめの鉢に植え替えたりしていたら、その翌年も花を咲かせてくれました。
毎年花を咲かせて楽しませてくれているのですが、徐々に花の色が青色に少し赤を混ぜた様な色になって来て、最初のような綺麗な「青」ではなくなってきていました。
なんとか元のような綺麗な青い花が咲いてくれたらなぁ と思っていた数年前、紫陽花は土の状態で色を変えるらしい と言う情報を仕入れてきました。
で、青色にしたいのなら灰をまいてやればよい という事だったので、丁度そろそろ始まるシーズンに向けて花を咲かせる準備を始める冬の終わりごろ、暖炉の掃除をしたついでに、紫陽花の鉢に灰を目一杯投入してやりました。
私は加減と言うものを知らないので、鉢に灰がてんこ盛り状態でした。
果たしてどんな綺麗な花を咲かせてくれるのかと思ったそのシーズン、例年の様に見事な花を咲かせてくれたのですが、、、
えらいことになってしまいました。
これは今咲いている紫陽花なのですが、元が青色だったとは思えないくらい赤紫色です。(というより、むしろピンクに近い?)
1年前に灰を投入したすぐのシーズンは、もっと赤色で、今年はもうちょっと青く戻るかと思ったのですが、上の写真の様な色に揚がってきました。
結果から言うと、紫陽花は土が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなるそうで、灰を入れると土はアルカリ性に変わり赤い花が付く と言うことだったようです。
全く逆のことをしてしまったみたいです。
しかし、まぁ 物凄い効果です。
とても立派に咲いてくれているので、これはこれで見ていて楽しめますが、やっぱり私は青い花の方が好きです、、、
このままほっといても青く戻ってくれなさそうなので、紫陽花の花を青くする方法をネットで検索して見たところ、日本では「紫陽花を青くする水」と言うものが売っているようで、その水を紫陽花にやっていれば青い花が付くそうです。
うーん、日本はほんとに何でも手に入る国です。
そんな凄いものはこちらでは売っているはずも無く、もっと民間療法的な方法を探していたので、こちらの情報を探さないと意味が無い と思い、英語で検索してみると、丁度良い私向けの情報を見つけることが出来ました。
コーヒーのガラをあげると、紫陽花の花は青色に傾くそうです。
これなら簡単に手に入りますし、一年を通じてあげることが出来ます。
という訳で、今シーズンが終わって剪定をしたら、コーヒーを時々あげてみることにします。
さぁ、来シーズンの我が家の紫陽花はどんな色の花を付けてくれるでしょうか。
一年後の結果が楽しみです。