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模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

カタナのキャブレター フロート・レベル調整 

こんばんは。

 

先日、ざざっとカタナのキャブレターを掃除したのですが、その後 フロートの高さ調整をしました。

 

自分の記事に頂いたコメントから察するに、普通ならフロート調整は別にしなくてもよさそうな感じです。

ですが、今回交換したニードルバルブ(キャブレターにガソリンを注入する入り口で、フロートはこのバルブを開閉してガソリンの量を調整しています)が、元々ついていた物と全く違うので、このまま行ってもよいものか? と心配していました。

目視で点検するにしても、基準値も何も分からない状況です。

前の記事で新しいバルブの写真は載せていましたが、古い方はアップしていませんでした。

どんなのが付いていたのか、比較の為写真を撮ってみました。

元々付いていたバルブ

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新しいの

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全く違います。

 

直径は同じだったので本体には問題なく収まるのですが、果たしてちゃんと油面が同じかどうかはやはりチェックして見た方がいいかな? と思いました。

さらに、このキャブレターは少なくとも一度は分解された事があるのは確実です。(フロート・ピンの支柱を折られていますし、ネジにも結構ダメージがあるものが多いです)

そういう事もあって、現状把握のためチェックしてみました。

 

今まで見てきたキャブレターは、大体キャブレターの下部をはずしてフロートを目視 というものだったのですが、このキャブレターはレベルを見るのに専用工具が必要 と書いてあります。

そんなものは持っていないですし、おそらく買えばメーカー純正なので結構高そうです。

なので、別のものを使って計測してみることにしました。

果たして上手くいくかどうか。。。。。。

 

使ったのは、ポリエチレン製のコンプレッション・ホースです。

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弾力はあるものの、かなり硬い材料で、専用のコネクターと共に液体やエアの配管に使われるホース(チューブ)です。

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 このコネクタにホースを突っ込むだけで接続が出来るので、配管には重宝します。(エア圧、水圧等がかかればかかる程、しっかり締め付けられる構造になっています。)

 

しかも、都合のよい事に半透明なので、中の液体を見ることができます。

このホースは1/4”(インチ)というサイズがあり、これはメトリックに換算すると 約6.4mmです。

このホースをM6のねじ穴に無理くりねじ込んでいけば、タップを立てるようにねじ山を形成しながらねじ込めるんじゃないか? と思ったのです。

 

さて、まずフロート室のボウル(私はずっと ボウルと言っていますが、本当はなんという名前なのでしょう?)を外して、その底についているドレンスクリューも外します。

そこに用意したホースをねじ込んで行くのですが、ねじ穴を見てみると、スレッドは全週にわたっているのではなく、スレッドを縦断する溝が彫ってありました。

果たしてこの溝はホースの弾力で埋められるのか?と思いながらホースをねじ込んで、試しに水を入れてみました。

が、残念ながらその彫ってある溝から水がポタポタを落ちてきます。

私の様な者が安直に ホースを突っ込めば良いや という行動に出るのをメーカーも予想していたという事でしょうか?

さぁ、どうしよう と考えて、ふと分解場(衣装ケースです)を見ると、本体とボウルの間のガスケットが目に付きました。

ちょうど溝の厚みと同じくらいなので、古いガスケットを溝の幅に切って嵌め込み、そーっとホースをねじ込んでみると。。。

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今度は水を入れても漏れて来ないようです。

さぁ、これで試してみましょう。

 

キャブレターをバイスに固定して(簡単に ですが、水平器で前後左右の傾きはチェックしてます)、燃料供給用にダイソーで'買ってきたソース入れの底をカットしたものを燃料ホースに取り付けてセットアップしました。

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ガソリンをソース入れにドバッと入れると、ボウルの底のホースから燃料が上がってきます。

が、、、明らかに低すぎです。

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燃料が落ちてきていないのか? と思ったのですが、そういうわけではなさそうです。

これはいくらなんでも と思ったので、一度燃料を抜いて再度分解してフロートレベル調整用のタブ(?)を曲げてみました。

かなり低かったので、フロートの高さを見ながら大胆に曲げて、再チェック、というのを何度か繰り返して、大体こんなもん? という所に落ち着きました。

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これで、このキャブレターでの基準値が一つ取れたので、後はそれにあわせて目視で合わせていけば問題ないでしょう。

 

キャブレターをひっくり返して、その状態でのフロートの位置を計って、あと3つを同じ位の高さに調整しました。

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 横から見るだけだと角度によってもメモリの見え方がずれたりしますし、何処で高さを見るのかも曖昧になるので、こんな感じでスプレーノズルが安定する場所を決めてメモリを読み、全部だいたいの高さを揃えました。(かなりバラついてました)

 

これで、大体フロートレベルは大丈夫だろうと思いますが、先日の記事で モンキーバナナさんから、キャブを連結しているパイプのオーリングは変えた方がよい というコメントを頂きました。

達人のアドバイスは聞いといて間違いは無いので、パーツを探してみようと思います。

 

この続きはまた進展があったら後日記事にします。

 

 (追記)

私の仲間内に、メカニックの方が居ます。

何時も私のくだらない計画や質問も真剣に聞いてくれる心の広い人で、今回のフロート調節の事も色々とアイディアやアドバイスをもらいました。

偶々うちに遊びにいらっしゃったので、何とか調整が出来たことを報告し、その時にドレンスクリューのねじ山に縦に溝が通っていたので最初は上手く行かなかった と言う事も話しました。

そうしたら、直ぐに 「ああ、スクリューを最後まで抜かなくて、緩めるだけでガソリンが抜けるようになっているんですね」 と言われました。

なるほど!そういうことだったのか!と初めて気が付きました。

真面目に考えたら答えは導き出せそうな事なのに、洞察力が全然足りませんでした。(お恥ずかしい。。。。)

意地悪する為じゃなかったんですね。