こんばんは。
すでに昨年の事になってしまったのですが、前回の記事で完成したMGグフでガンプラがメインのプラモ・コンペティションに参加しました。
コンペティションといっても、ガッチガチの本気モードの人ばかりが参加するような感じではなく、老若男女幅広く楽しめるようなイベントになっています。
エントリーは色々なカテゴリーに分かれていて、ガンプラだけでも大きくユニバース・センチュリー物(設定として、その世界の歴史のどこかにアムロやシャアが存在していたシリーズ)と それ以外のシリーズ全般(Seedや00等)に分かれていて、それぞれに1/144等の小さいクラスと1/100以上の大き目のクラスに分かれています。
更に、ビギナークラスも設けられていて、初めてプラモを作った という人も参加しやすい配慮もあります。(塗装をしているとビギナーとは見なさない 等、ちゃんとレギュレーションもあります)
他にも、その他SF部門やジオラマ部門、フィギュア部門等がありました。
上記のカテゴリー以外に、今年からチャレンジクラス というカテゴリーが新しく追加されました。
これは過去のコンペでカテゴリーは問わず1位を取った人を別枠でエントリーさせよう と設けられた様で、同じ人ばかりが毎年賞をもらう というのを防止する目的があるようです。(強制ではなく、なるべくそうしてください ということらしいです)
基本的に作品に縛りは無く、このカテゴリーにエントリーするのにはジャンルは何でもありです。
と こんな感じで、出来るだけ幅広く参加者を募り、できるだけ色々な人に何か賞を持って帰ってもらおう という感じのコンペティションです。
開催中はタイムテーブルに沿って、色々なレクチャーやデモも行われていて、参加モデラーのレベル向上に対しても積極的に働きかけています。
みんな凄く熱心に聴いています。
エアブラシの体験が出来る時間もあり、長テーブルにエアブラシとコンプレッサーのセットが10台以上も用意されていて、ペイントとパーツが手渡されて基本的なエアブラシの使い方を体験することが出来たり、一日中かなり内容の濃いレクチャーが行われていて、退屈することはありません。
参加作品の中から幾つか写真を紹介します。
私は知らないシリーズ作品なのですが(私は宇宙世紀物しか良く分からないのです)、羽根を星条旗カラーにペイントしてあるのが目を引きました。
かなり綺麗にペイントされていました。
これは桜を題材に仕上げられていて、かなり目立っていました。
たしか薄いピンクはパール系の仕上げだったような、、、
自由な発想で作品を仕上げている人も多く斬新です。(なかには物凄いのもありましたけど。。。)
その他SFカテゴリー にあったMoonBusです。
コクピットや客室も電飾と共に仕上げられています。
2001年に出てくるメカは、みんな魅力的ですね。
MoonBusは私も作ってみたいメカです。
S.キューブリックの映画は大好きなのですが、この映画も公開された時を考えると、かなりぶっ飛んだ映画ですよね。
一々出てくるものがアートな感じがします。
ラピュタのロボット兵
ファインモールドのキットで元々の出来が良いと言うのもありますが、仕上げや シンプルだけどベースが凄くいい感じで、私はとても気に入った作品です。
チャレンジクラスにエントリーされていて何か賞をもらっていたと思います。
しかし、ファインモールドのキットは、なんというか、カチッとしていて凄く良いですね。
今製作中のキットは兎に角基本作業が永遠に続きそうなキットなので、こういった仕上げや味付けに集中できるようなキットを作りたくなってきました。
こちらは、何と言う名前なのか知らないのですが、本体のカラーリングと、何よりベースのデザインがカッコいい と思いました。
こういう オリジナルでデザインをする というセンスが私には無いので、羨ましいと思います。
こちらはフルスクラッチの大作です。
上の二つも受賞作品です。
今年の、というか 初めてのチャレンジクラスの1位はこの作品でした。
MGのサザビーにレジン・コンバージョンパーツを付けて仕上げた作品です。
作者は、このイベントのエアブラシ体験クラスで初めてエアブラシを触って、システムを購入するに至ったそうです。
イベント企画側としても嬉しいでしょうね。
さてさて、私のグフはどうだったかというと、、、、、
ここで、カテゴリー優勝でした!! とか報告出来ればカッコいいのですが、残念ながら賞は頂けませんでした。
実は、この前の年にエントリーしたとき、何の間違いか宇宙世紀物の1/100以上というカテゴリーで1位を頂いてしまい、今年はチャレンジクラスにエントリーしていたのですが、過去に受賞経験がある人ばかりなので、皆さんお上手でした。
また機会があれば前年に出した作品の制作記もアップしたいと思います。
今年のコンペには「ジャブローに散る」を何とか間に合わせたいものです。