こんばんは。
このブログを時々読んでくださっている方だったら、薄々勘付いているかもしれませんが、私は結構なコレクター体質です。
何でもかんでも集めるわけではないですが、例えば工具とか滅多に使わないものでも工具箱に入れておきたくなります。
どちらかというと古いものが好きで、渡米したばかりの頃はフリーマーケットやアンティークショップには、かなり頻繁に行っていました。
どんどん物が増えてしまうので、できるだけ興味の対象を絞っては居るのですが なかなか体質改善には至りません。
All American Collector's Show・・・全米収集癖人に向けてのイベントです、なんと甘美な。。。
というわけで、週末に行われたこのショウに行ってきました。
一年に一度しか行われていないショウで、何時も気がついたときには終わってしまっていてガッカリするのですが、今年は一週間前に気が付いて行く事が出来ました。
なんだかんだで10年ぶりくらいの様な気がします。
このショウはタイトルどおり、色んな物を集めている人がブースを開いてそのコレクションの一部を販売するものです。
フリーマーケットの様にも思えますが、それよりも明らかに目的を持って収集している人が持ってくる物なので、珍しかったり質が高かったり と、フリーマーケットのようにガラクタ同然の物などは無く、物の相場も知っている人が値段をつけているので、物凄い掘り出し物があったりすることは稀です。
その分、目の保養になる物は多いです。
しかし、内容が内容だけに、ずっと探していた何かを見つけてしまって想定外の出費に見舞われてしまったり、今迄知らなかった自分の琴線に触れる何かに出会ってしまったり という危険と隣り合わせなので、イベントに向かうにも相応の覚悟が必要になってきます。(なんのこっちゃ)
では、先ずはブースがどんな感じなのか何枚か写真をアップしてみました。
かなり混雑していて、熱気もムンムンです。
ここからは私が興味を持った物の写真をアップしてみます。
時々フリーマーケット等でも見かけるのですが、小さなストーブです。(日本で言うところのガスレンジ台?)
乗っている鍋も含めて全部鋳鉄で出来ているので、物凄い重さです。
人形の家に使うのでしょうか?
それとも ままごと?
つくりがオモチャとは思えないほどしっかりしているので、もしかしたら中で火を焚けるんじゃないか? と思えるほどです。
ぶら下がっているのは値札で、結構良い値段がついていますね。($995です)
同じテーブルにあった無茶苦茶小さいはさみ。
多分もう分かると思いますが、 165- と書いてあるのは$165という意味です。
良い値段ですねぇ。
木で出来た自転車が売っていたのですが、
そのテーブルに、うわーーー欲しい と思うものを見つけました。
エアコンプレッサーなのですが、ビバンダムが乗っていて、口からホースが出ています。
まだ動くのかな?
マッチのコレクターというのも時々聞きますが、この人のマッチは見たことが無い物でした。
マッチの一本一本が結構厚みもあり太くて、図柄が書いていたりします。
凄く古い野球板や
パチンコなど
ゲーム機も良く見かけました。
スロットマシンのアンティークは時々見ますが、パチンコ台というのは初めて見ました。
とあるテーブルに、小さいミシンが何台か置いてあるのを見つけました。
ちゃんとSingerと書いてありました。
多分、使えると思います。
沢山集めたなぁ と関心して見ていたのですが、ちょっと行ったところにこんなに。。。
思わず うわーすごい! と声に出してしまいました。
テーブルの下にも まだまだ沢山ありました。
なんでサンタの目に電球を差し込もうと考えたのでしょう。
シュールだ。。。
このゼンマイ仕掛けのおもちゃ、どう見ても目玉がグリグリ回りながら歩きそうですよね。
かなり不気味だと思うのですが、、、
一歩間違ったら夢に出てきそうです。
この二つは貯金箱みたいなのですが、びっくりする値段がついていますね。
ほかのテーブルでも同じものを見たのですが、どこもすごい値段だったので、そういう相場なのでしょう。
こちらは蒸気機関のおもちゃ(といっても、ちゃんと蒸気で動くと思います)のコレクターですね。
ここは古い貯金箱のコレクターでした。
私が気がついた物の中で今回のイベント最高額がこちら。
もしかしたら、私が見ていない物で、もっと高額商品があったのかもしれませんが、どちらにしてもすごい金額です。
なんかすごく良くできている エイリアン(たぶんマーズアタック)のライフ・サイズマスク
私が渡米して最初に劇場で見た映画がマーズ・アタックだったのですが、すごく出来が良かったので、このマスク ちょっと欲しくなってしまいました(耐えましたけど。。。)
こちらは日本で言うところのプラ・レールに相当する玩具だと思います。
が、さすがアメリカ、なんでもでっかいです。
と、イベントはこんな感じでした。
自分がコレクトしているものでは無くても、誰かが熱中して集めている物を見るのは(特に小さいもの)とても楽しかったです。
結局何も買わずに済んだのですが。。。
実は、とあるテーブルで今まで見たことが無かったある物が、琴線に触れてしまいました。
入場したばかりの時に見つけたので、一応一周して他にも色々見てから考えよう と思っていたら、もう一度戻ったときには既に売れていたのです。
'40s-'50s辺りの物ということでしたが、こんなものがあるの?! と思ってしまいました。
幸い大きさは大した事無く、値段も安いものからある様です。
まぁ、それが逆に怖いのですが。
何となく、新たなコレクションアイテムが増えてしまうような予感が・・・
そのうち入手することができたらブログで紹介します。
すごく楽しい時間を過ごせましたが、やはりCollector'sShow 恐るべし。。。