模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

一泊二日 ドック・イン

こんばんは。

 

日本にいる間に一泊二日のコースで人間ドックに入ってきました。

 

前回の帰省時にも入ったので今回で2回目なのですが、最初は家族や友人達から そんなのに入ったの?! と驚かれました。

費用がそれなりに高額になるからです。

ただ、医療費の感覚が日本と米国ではかなり違いがあるので ちょっとその事について書いてみます。

 

米国には日本のように国民健康保険や社会保険の様なものは無く、基本的に医療費は全て自己負担で、保険が無い ということは日本で言う所の自費診療になる為、診療の費用はそれぞれの医師によってかなり差があります。

もし医者にかかる事になれば、たとえ風邪で診てもらったとしても結構な額の診療費を請求されます。

なので、個人で民間の保険会社を使って医療保険に加入します。

分かりやすく言うと、車の任意保険の様な感じで、免責の額や補償額は自分で決めて、それに応じて支払額が決定します。(年齢も関係してきますが、車の保険とは逆で高齢になる程金額は上がってきます。)

その保険にかける費用も結構な額になるため、保険に入れない人も多く、またそういう人は通常の病院に行くと医療費が払えない可能性があるため、受け付けてくれない病院も多いです(おそらく殆どの病院は予約を取るときに保険の有無を聞いてくると思います)。

そういった低所得者向けに完全無料の医療機関もあるのですが、そういった病院は物凄い人が来るので、たとえ救急で入ったとしても一日中待っていないといけなかったり、状況は良いとは言えません。

要するに、患者がどれだけ医療費を出せるか で、受けられる治療や待遇も決まってくる ということになります。

私が入っている保険は通院に関しては一切保険で支払われることは無く自費になりますが、入院等の高額医療で支払われる保険に入っています。

仮に、入院を自費でしたとしたら、数日間の入院で日本円で数百万円になることもありますから、保険に入っていないと無料の医療機関を使うか、ローン等を使い医療費を払うことになります。(多分保険が無いと通常の病院には入院させてもらえないです)

 

そういう状況なので、とにかく病気にならないようにする という事がとても大事です。

健康診断もかなり高額になり、多くの米国人は滅多に健康診断なんて受けないと思います。

私は何度か健康診断をこちらで受けていますが、内容は本当に基本的な検査ばかりで、1時間ほどで終わるような物です。

それから比べると、日本で受ける人間ドックは、かなり細かい検査もしてもらえて、宿泊や食事も込みで、私が行った病院では6万円位からスタート+オプション検査 という金額なので、米国と比べると恐ろしくリーズナブルに思えます。

ちなみに、米国で胃カメラ検査を受けると、それだけで約12万円位の金額になってしまいます。

 そういう事情なので、こちらの日本人の友人達も、帰国したときに人間ドックに入る人は多いです。

 

最近は日本中どこでも一泊二日の人間ドックのというのは受けられるようで、宿泊は近所のホテルとか、場所によって色々あるみたいですが、どこも滞在中は快適に過ごせるように気を使っているようです。

私が受けた病院も、かなり良い待遇で迎え入れてくれて、なんとなく贅沢をした気分にさせてもらえます。

そういう付加価値を付けて患者(?)獲得を狙っているのでしょう。

 

では、実際のドックインについて。

この病院は一度に3人しか一泊ドックは受けられないので、あらかじめ予約しておきます。

3人のみ というのは、ドック用の宿泊するセクションが病院内にあるのですが、それが3部屋しか無い為です。

胃カメラの検査も含まれているので、検査前日は9時までに食事を終え、12時以降は水も飲めません。(これは普通の胃カメラ検査と同じですよね)

当日は検診用の受付に行って人間ドックの予約をしてある旨を伝えると、前もって記入してある質問表等と引き換えに、病院内で着るガウンと検査着、部屋の鍵を受け取り、診断サロン なるセクションに案内されます。

その診断サロンというところが、お泊りで検査をする人が共同で使える施設になります。

室内はこんな感じ。

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ドック入りしている人の共用スペースで、お茶、コーヒーのセットや本棚(小説や漫画、絵本等おいてありました)があり、食事はここで取っても部屋で取っても良し です。

この部屋から各自宿泊する部屋に繋がっています。

今回私が予約したのは12/24-25だったので、ドック入りしているのは私だけでした。

なので、このスペースも私一人で使うことになりました。

時差ぼけも残っていたので、夜はここのマッサージチェアで転寝してしまいました。

 

泊まる部屋はこんな感じです。

 入り口から。

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窓側から。

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結構広い部屋です。

 

部屋に入ると、先ず検査着に着替えてインターホンで呼ばれるのを待ちます。

検査の準備が出来るとインターホンでお呼びがかかるので、ちょっと寒いのでガウンを羽織って待合室に降りていくと、看護士が待っていて今日の検査の段取りの説明を受けます。

あとは、順番に検査を受けていきます。

一泊コースで良いところは、検査と検査の間に待ち時間が出来たときに、病院の待合室で待たずに自分の部屋に戻ってのんびり待つことが出来るということもあります。

準備が出来たら呼ばれるので、それまでTVを見るなり、横になって休むなり、好きなようにしていられます。

私は、この一角が一番居心地が良かったので、ここで本を読んでいることが多かったです。

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午前中に空腹状態で受けなければいけない検査を終えて、昼食の時間になりました。

朝食も抜いているのでいい具合にお腹がすいています。

お昼は和食でした。

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元々小食の私には、ちょっと多いくらいの量です。

味は、かなり美味しかったです。

 

午後の検査も終えると、後は自分の部屋でのんびりするだけですが、この日は他に誰も泊まる人がいなかったので、面会と称して友達を呼んでお茶していてもいいですよ と言われたのですが、流石にこの日は皆自分の家庭の予定があるでしょうから、一人でのんびりしていました。

夕食です。

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これまたとても美味しく頂きました。

 

この日の夜も夕食後暫くしたらお茶以外は口にしてはいけなくなります。

 

後は、お風呂にゆっくり入って、早めに就寝しました。

お風呂もゆったり入れるサイズです。

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着替え以外の必要な物は基本的に全部揃っています。

 

次の日も朝からいきなり検査詰めで、その合間に栄養士や看護士が時々部屋に来て食事管理や健康管理に関してカウンセリングがあります。

前日の検査結果が出ているものもあるので、それを元にして医師の問診もありますが、今のところ出ている検査結果は全て問題なし でした。

ここでドックに入るのは2回目なので、前回の結果と照らし合わせてどの様に移行しているのか ということも分かるので、毎回同じところで受けるのが良いと思います。

 

午前中に全ての検査を終えて、最後にお昼が出て終わりです。

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最後は自分の部屋の窓際で頂きました。

最後まで美味しかったです。

 

確かに安い金額では無いかもしれませんが、何年かに一度 隅々まで身体を検査してもらって、かなりのんびりとした時間も過ごせる(半ば強制的に。。。)ので、値打ちはあると思います。

受けたことが無い人は年齢とも相談して一度入ってみてはいかがでしょうか?