模型じかけのオレンジ

模型制作記を中心に、趣味の工作関連、車、オートバイ、その他色々についてロサンゼルスの生活事情と合わせて綴っています。

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ELYSIUM

こんばんは。

 

ELYSIUM 観て来ました。

今年一番楽しみにしていた映画です。

監督は「District 9」のNeill Blomkanpです。

前作のD-9は個人的には 名作ランクインしているくらい大好きな映画で、その監督が撮った最新作 という事で物凄く期待していました。

D-9は私の周りのSF映画が好きな人の評価はかなり高いです。

南アフリカでのアパルトヘイトを意識した、ドキュメントタッチの映画になっていたため、SF映画なのですが とても重い感じでした。

 

今回のElysiumの舞台は近未来のLosAngelesと宇宙に浮かぶElysium。

オープニングからD-9の世界を髣髴とさせる近未来のLAが描かれて、すぐに同じ監督が撮った映画と言うことが頭に入ってきました。

今回の主題となっているのは貧困層と富裕層の隔離された世界 という物でしたが、やっぱり重い感じの映画でした。

近未来SFなのに、なにかとても生々しく、現在のLAに毎日起こっている外国からの不法移民の問題が映画ではLAからの不法移民 と言う風に置き換えられ、余計に現実感がありました。

D-9とElysium、どちらも主人公が、SF映画に良くある ヒーロー では無い と言うところも映画を重くしているのかもしれません。

 

暴力的描写がかなりきつく、こちらでも賛否がはっきり分かれているようですが、それが余計生々しさを増幅させていると思います。

 

私の感想は、凄くよかったです。

ただ、D-9の方が良かったかな?

私のD-9に対する評価は無茶苦茶高いので、それを超える事は無かったのですが、良い映画であることは間違いないです。

ソフトが発売されたら、もう一度見直したいですね。

でも好き嫌いは分かれる映画だと思います。

 

映画の前に近日公開映画の予告がはいりますが、その中で興味のある映画が2点。

一つは「Ender's Game」

大昔に原作小説を読んだのですが、それは凄く面白かったのでタイトルも覚えていて うわー映画化かぁ と思いました。

映画としてはどうなのか、まだ何も情報を得てないので、その辺は分からないです。

 

もう一つが「Rush」 と言う映画で こちらの方は劇場に行くと思います。

監督はRon Howard。

1976年のF-1が舞台でJames Hunt と Niki Lauda の話です。

公開は来月の終わりのほうなので、多分次に行く映画はこれになると思います。