こんばんは。
リアブレーキ・マスターシリンダーのオーバーホール、前回の続きです。
分解したマスターを整備士の友人に見てもらったところ、深い傷や段差もないので、再利用しても問題無いでしょう ということでした。
ただ、かるーーく面は一度さらった方が良い といわれました。
さて、こういうシリンダーやキャリパー、エンジンのシリンダー等の内面をホーニングする時に使う工具もあるのですが(エアツールや電気ドリルに装着して使います)、此方で一般に売っているものは意外と荒いのでアルミのシリンダーに使うと削れ過ぎる事があるので、1000番位の耐水ペーパーで軽くこする程度でよいです、という指示をもらいました。
ただ、リアブレーキのマスターの内側はそんなに直径も大きなものではなく、私の指はそんなに太いほうでは無いのですが、それでも第一関節がやっと入るくらいです。
そこで、即席で内面を軽くこする為の道具を作りました。
(私の安直な考えで作った道具です、もしかしたら絶対にしてはいけない様なことをしているかも知れませんので、そういう目で見てください)
先ず、割り箸に細切りの耐水ペーパーをホッチキスで止めます。
次に割り箸とペーパーの間に梱包等に使うプチプチの細切りを入れてクルクル巻いていきます。
それをシリンダーの内径に合わせて、きつく巻いたり、ゆるく巻いたりして調整しました。
これで、程よくテンションがかかった状態に調整すれば奥までペーパーが当てられます。
WD40を吹いてペーパーがけしました。
本来、固着したマスターは使わないで新品を取り寄せるものだと思いますが、もしかしたら日本ではまだ新品が出るかもしれませんが、私の探し方が悪いのかどうか、どうもリアマスターは新品が出ないみたいで、アフターのリビルト品も見つかりません。
なので、あるものを使うか、もしくは固着していない中古を購入して修理 という事になります。
中古を探しても果たしてそれが使えるかどうかは分からないので、私は手元に有るものを使う事を選択しました。
リペアキットはなんとか純正が出るみたいなので発注してあります。
それが届いたら組み込みますが、不具合が出なければいいな。